東京から近い海も山も感じることができる文人・墨客に愛される歴史ある温泉地・湯河原へ行ってきました。
都心から1時間もかからず行ける湯河原は最近の私の癒し場となっています。
梅の季節の湯河原は久しぶりの訪問です。
湯河原 『梅の宴』と着物で楽しむ『狂言の宴』♪湯河原温泉癒しの女子旅🌸ダイジェスト
今回の旅の行程はこちら
観光の時間配分などのご参考にどうぞ♪
湯河原温泉にある創業三百余年の温泉旅館、『源泉 上野屋』に宿泊。
『狂言の宴』と『梅の宴』をメインに観光しました。
湯河原梅林『梅の宴』と『狂言の宴』を楽しむ湯河原温泉癒しの女子旅☆前編
1日目の記事はこちら
朝の温泉ももちろん、湯河原の美しい渓谷に囲まれた湯河原温泉の展望足湯
源泉上野屋 天空足湯「仄幸(そくさい)の湯」を朝から楽しみました。
※貸切風呂の写真です。
上野屋さんは湯河原の中でも源泉を2本も持つ老舗旅館で建物も重要文化財になっています。
老舗旅館でありながらキメの細かいサービスで、つかず離れずな心地よいサービスが魅力。
若女将の気づかいが素晴らしくこの先も楽しみな老舗旅館。
THE 日本の旅館の朝ごはん。
湘南の海で獲れたと思われるアジが美味しい💛
温泉旅館の朝ごはんは朝からしっかりボリュームがあります。
上野屋さんの足湯でまったりし、ゆっくりチェックアウトしたいところですが、湯河原観光だってしたい!
早めにチェックアウトします。
源泉 上野屋
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上 616
0465-62-2155
受付時間9:00~21:00
文豪に愛された湯河原の歴史を知り、湯河原を知る
朝の万葉公園を与謝野晶子気分で散策します。
次はここも着物で散策したい
上野屋さんから万葉公園は徒歩で行ける距離。
観光会館の4Fのパノラマラウンジではカフェになっていて休憩もできます。
観光会館の3階は資料館にもなっていて湯河原町を深く知ることができる絶好のスポット。
湯河原と文学
文人に愛され、現在も西村京太郎さんをはじめ多くの芸術家が住んだり、別荘を持つ湯河原。
明治中期から文人が多く訪れるようになり、国木田独歩はその風情を愛し、いくつかの作品を残し、夏目漱石は遺作「明暗」の重要な舞台として湯河原を選び、芥川龍之介は俗世間の煩わしさ避けたるために湯河原へ足を運び、疲れた心を山あいの湯に慰めようと訪れる与謝野晶子、島崎藤村の姿もあったそうです。島崎藤村の代表作「夜明け前」も湯河原で案が練られたそうです。
源泉 上野屋
湯河原温泉にある創業三百余年の温泉旅館、上野屋。
湯河原の美しい渓谷に囲まれた湯河原温泉の展望足湯が名物。
今回私が宿泊した上野屋さんは国の登録文化財になっています。
島崎藤村ゆかりの宿伊藤屋
そして、前回宿泊した島崎藤村ゆかりの伊藤屋旅館も国の登録文化財。
2・26事件の舞台にもなった伊藤屋さん。
島崎藤村が名作「夜明け前」の原案を練ったのも伊藤屋で今でも遺稿・愛用品が残ってます。
古くから徳大寺公爵、黒田清輝、円朝、有島武郎など、文人、 墨客の定宿として愛されてきたそうです。
昭和11年2月26日伊藤屋の離れに投宿していた牧野伸顕伯を、河野大尉の指導する麻布第一連隊の兵士が襲撃した二・二六事件が歴史に残っています。
万葉公園でマイナスイオンを浴びて朝の散歩
こごめの湯は公園入口バス停、伊藤屋旅館の前の坂を登るのですが個人的には落合橋バス停の観光会館の方から万葉公園を通って行く方が好き。
萬葉洞門を通り滝のマイナスイオンを浴びます。
滝のマイナスイオンを浴びて階段を上がって行くと観光会館の4階のパノラマラウンジに外からもつながります。
観光会館の向かい側には「茶室 万葉亭」もあり、お抹茶をいただけるのです。
囲炉裏を囲んで抹茶いただき心和む癒しのひとときを過ごせます
万葉亭は堀口捨己氏設計のお茶室。
1服400円(お菓子付)で抹茶を楽しむことができます。
万葉公園は“日本の歴史公園100選”に選ばれています。
湯河原温泉街の中心部、朱塗りの橋を渡った千歳川沿いの緑地公園が万葉公園。
日帰り入浴施設「こごめの湯」もあります。
万葉集4,500首の中にただ一首しかないその一首が「あしかりの土肥の歌」
として湯河原温泉を詠ったものだそうです。
紀伊からの勧請といわれているが時代は不明。
湯の守護神、健康の守護神として別称「湯権現」と呼ばれているそうです。
美人の湯として名高い日帰りの湯河原温泉。
湯河原町のマスコットキャラクターは「ゆたポン」狸です。
ちなみゆたポン5を結成、5人?のゆたポンがいます。
湯河原温泉が傷ついた狸が見つけた温泉と言われているから、狸がマスコットキャラクター。
こごめの湯
泉質:ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩
源泉の温度:60度~90度
効能:リュウマチ性疾患、運動障害・創傷・慢性湿疹・更年期障害・痛風・高血圧症
日帰り入浴の「こごめの湯」も9時から21時まで営業。
美人の湯のこごめの湯も入ってみたいのですが、狂言を観に湯河原梅林に行く時間を逆算すると時間が足りないので見送りました。
こちらはタオルは販売制なので持参で行かれる方がおすすめかも。
こごめの湯
受付時間:9:00~21:00(チェックインは20:30まで)
休業日:月 年末 月曜日が祝祭日の場合、翌日休業
所在地
〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上562-6
0465-63-6944
交通アクセス
湯河原駅からバスで10分(奥湯河原・不動滝行きバス「公園入口」下車より徒歩3分)
入浴料:大人1,000円
2・26事件の舞台、光風荘へ
こごめの湯の前のゆるい坂を下ると藤木橋につながります。
この坂は趣があり坂が多い湯河原の坂の中でも好きな坂。
下りは楽ですが緩いように見えても上りは意外ときついので、落合橋から万葉公園を通る道が私は好きです。
坂を下る途中に「光風荘」があります。
昭和11年2月26日、日本近代史上未曾有のクーデター未遂事件 「2.26事件」。
東京以外で唯一の現場が湯河原の「光風荘」となります。
老舗旅館伊藤屋の元別館「光風荘」に、当時の遺品や写真、新聞等の関係資料を展示され、観光ボランティアさんが施設案内を実施しているのです。(平日の見学は、事前の予約が必要。)
光風荘の中は撮影禁止ですが、歴史の教科書では習わない詳細を知ることができます。
光風荘に宿泊していた牧野伯爵は狙われるも牧野伯爵は無事でしたが、護衛官が1名犠牲となりました。
簡単にサクッツと見れると思いきや、展示されているものが多く、興味深い内容で30分以上ガイドさんの説明を聞かせていただきました。
営業:10時~15時(受付14:30まで)
定休日:月火水木金
休業:土日祝のみ営業、平日は要予約(団体のみ)
所在地:〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上562
交通アクセス
JR東海道本線湯河原駅より箱根登山バス奥湯河原・不動滝行き、公園入口より徒歩1分
※平日は団体のみ予約可(役場0465-63-2111)
小梅堂さんには前回行ったので、今回は「ゑふや」さんへ。
〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上459
TEL:0465-63-3301
スイーツ好きとしては外せない!と今回行ってみました。
湯河原駅から出てすぐの道路渡った階段から行くと3分ほどの場所。
TIVOLI湯河原スイーツファクトリー。
TIVOLI(チボリ)は知らなかったのに、赤い帽子の絵をみたときに懐かしさを感じました。
北海道時代家にTIVOLIの缶があったのです。
当時の私は北海道在住なので、湯河原は未知の世界でしたが湯河原を訪れる遥か昔から所縁があったのです。
所要時間:45分
料金:900円(税込)
平日 11:00~11:45
土・日・祝
11:00~11:45/13:30~14:15/
15:00~15:45
所要時間:90分
料金:1,600円(税込)
平日 13:30~15:00
味は同じでカタチが壊れてたりというだけなのでおうちティータイムにアウトレット歓迎💛
カフェスペースもまったりできます。
所在地 〒259-0393 神奈川県湯河原町土肥1-15-4
電話番号 TEL.0465-63-0404
営業時間 10:00~18:00
定休日 なし(12/31.1/1 店休日)※年数日のメンテナンス休日あり
JR湯河原駅より徒歩3分
昨日もランチは洋食だったのに今日も洋食?(笑)
昭和生まれは洋食屋さんに弱いのかもしれません。
湯河原駅から徒歩5分もかからない場所。
赤レンガの建物と昭和なメニューが郷愁。
値段も昭和にタイムスリップしたように良心的過ぎるお値段。
昭和の百貨店の屋上レストランを思い出します。
☆Cランチ 670円
なんだか懐かしい💛昭和の子どもの憧れだった洋食がレストラン小清水にありました。
ハンバーグ、エビフライ、トンカツがセットになったCランチは小清水さんでも人気のメニューのようです。
さしづめ大人用お子様ランチ?大人だって好きなものが色々のったプレートはワクワク
時間が止まったようなメニュー表の値段と、接客とお店の雰囲気がたまりません。
0465-62-6888
神奈川県足柄下郡湯河原町宮下51
湯河原駅より徒歩3分52秒。
湯河原駅から309m
営業時間 11:00〜21:00
定休日 水曜日
カード不可
湯河原駅前から路線バスで幕山公園まで行きます。
片道20分ほど、バス料金260円です。
★梅ソフト300円
風はありましたがお日様がポカポカして春の陽気でした。
これは梅ソフトを食べなきゃ!
前日の『狂言の宴』は観賞券1,000円でそれでもびっくりするほどお得な金額でしたが、湯河原梅林では無料観賞できる出し物として提供しているというのでびっくり!
文人・墨客に古くから愛される街は、町レベルで芸術や文学に対する意識が高い。
狂言の宴
二十五世 宗家嫡男 大藏彌太郎 千虎 ほか
演目「寳の槌(たからのつち)/佛師(ぶっし)
あっという間の1時間。
前日に狂言の解説付きで観賞していたので、2日目となると狂言についてもだいぶわかるようになってきました。
いつか能楽堂で狂言を観賞してみたいです。
湯河原の食べたいもの。
観たいところ。
まだまだありますが、そろそろ帰らねば。。。
湯河原といえば干物や乾物もはずせない!丸福商店で干物を買う♪
湯河原駅から徒歩2分。
干物の丸福さんで干物を買って帰ります。
アジの干物は北海道人には憧れだったんです。
湯河原で干物を買いたかったのです。
大きめなアジが嬉しい♪赤目鯛も買いました。
みかん、キウイ、きんかん、きび餅、削り節、干物、チボリのお菓子。。。etc
お土産買いすぎて重い。
湯河原は本当にいいところ。
癒しもパワーも与えてくてれ、美味しいお店もたくさん💛
フレンチ、イタリアン、お寿司、和食、パン、ラーメンなどグルメは特にもいろいろ。
日帰りでも十分楽しめる距離感ではありますが、宿泊して温泉で癒されるのがいいですね
また泊まりに来ます!湯河原💛
I LOVE💛湯河原。
WEBゆがわら(一社)湯河原温泉観光協会公式サイト
http://www.yugawara.or.jp/
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