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鉄道好きの憧れの場所でもある、板橋区にある第一硝子さん。
東京都内にある唯一のガラスびん製造工場です。
東北新幹線に乗っていると赤羽を過ぎると進行方向右手に現れる煙突。
こちらの社屋の屋上を東北新幹線が走るという驚きの立地。
真上を走っているけれど、大宮~上野の間にあるため騒音はほとんどないそうです。
時折走る東北新幹線の音に鉄子ワクワク。
JR埼京線 浮間舟渡駅から、高架に沿って歩き、東北新幹線の高架真下を歩き、第一硝子株式会社さんの正門へ。
こんな素敵な歓迎を受けました。
工場LOVERには萌え~な見学セット。
ガラスびんの生産工程
調合⇒溶解⇒成形⇒徐冷⇒検査⇒包装
溶解 カレットなど、ガラス原料は1500℃程度で溶解されます。
成形 温度調整されたガラスは、1150℃程度でびん一本分のゴブにカット。
ゴブは金型に入り、びんの原形に成形。
徐冷 びんの原型はびん形状をした金型に移され、高圧空気でびん形になります。
ガラスびんの成形プロセスは2種類
ジャムびんなど口部径の大きいもの⇒プレスブロ-成形
ビ-ルびんのように口部径が小さいもの。⇒ブロ-成形
検査 最終的には人の目で検査
ガラスびんを成形するときに必要な金型
人気の化粧品の金型を見せていただきました。
ひとつのびんが出来上がるまで、実に複雑な金型が用意されていることにびっくり。
そして、金型は修理などのメンテナンスが必要となるので、第一硝子さんは、自社で金型修理工場を持たれているそうです。
ガラスびんは芸術ですね!
地球環境に配慮してエコなガラスびんは、こんなに手かけて丁寧に作られるだなと、改めてガラスびんに恋してしまうのです。
最初に見学した中村ガラスさんで、資源として集められたびんを丁寧に汚れを取り除き、ガラスびんの原材料であるカレットに精製。ガラスびん応援部☆中村ガラス工場見学
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そのカレットが、第一硝子さんで、けい砂などの原材料とともに1500度で溶解。
それぞれの金型で成形され、ガラスびんとして生まれ変わります。
カレット
キレイ~~~
ガラスびんの成形は1150度
高熱のため真っ赤な状態のガラスびん。
徐冷し、厳しい検査をとおり、ガラスびんとして出荷されます。
最終検査は人の目で
化粧品、医薬品、食料品ほか、我が家にあるガラスびんの多くが第一硝子さんの工場で生まれているこを知りました。
日本ガラスびん協会加入は6社あります。
日本で生まれたガラスびんには、どこの工場で生産されたか、びんの底や裏側に記号があります。
☆代表取締役社長 神 氏
第一硝子株式会社は、中・小ガラスびんの専門メーカーとして、小ロット多品種生産体制での高品質、低コスト製品造りに取組み、市場拡販に努めているそうです。
企業理念として
「地球環境にやさしい素材の優位性、特性を活かし、資源の有効活用を積極的に推進する」
環境の継続的改善に取り組み汚染の予防に努めているそうです。
栄養ドリンク、医療用のアンプルびん、食品の調味料びん、ほか、愛用品のガラスびんがたくさん!
大好き化粧品メーカーさんのびんなど、第一硝子さんから生まれるガラスびんを知るだけでワクワク。
第一硝子さんは一般見学もできます。
夏休みになるので、親子でガラスびん工場見学をして、地球の環境問題を考えるのもオススメです。
地球環境を考えたら、リサイクルはとても大切なこと。医薬品はなぜガラスびんなのか?
環境にも人にも優しいガラスびん。
同じ飲料でガラスびんとペットボトル、缶を飲み比べると、その味の差の違いもわかると思います。
工場見学のお土産
これも全部第一硝子さんから生まれたガラスびん。
日ごろから愛用してます
東北新幹線など、大宮を通る新幹線に乗ることが多いので、車窓から第一硝子さんの煙突を探すのが楽しみになりました。
この日の工場見学のためにご尽力いただいた藤岡氏
■第一硝子株式会社 本社工場click
東京都板橋区舟渡2-9-8
営業部 TEL.03-3967-2571(代表)
FAX.03-3966-6110
総務部 TEL.03-3966-0131(代表)
FAX.03-3960-0874
JR埼京線 浮間舟渡駅から徒歩7分
もっと、ガラスびんを愛そう
日本ガラスびん協会
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