gooブログ<大分北部~東部海岸をめぐるカヤッククルーズ>

古から南蛮貿易で海外文化を齎した大分の海(瀬戸内の豊前海~別府湾~豊後水道~日向灘)をカヤッククルーズで紹介します。

>H29.4 梶寄浦~大島・壇の鼻、先ノ瀬、鶴御崎ショートクルーズ

2017-04-07 21:31:13 | カヤッククルーズ











 h29.4月、今年最初のクルーズは鶴見半島の”梶寄浦”から出艇し、大島・”壇の鼻”
を経由して沖の”舵掛瀬”・”先ノ瀬”を巡るコースと”梶寄”から”鶴御崎”を巡るコース
とした。
当日10時過ぎ、干潮の潮止まりが切れかかる頃、”元ノ間海峡”に漕ぎ出し(中央灯台(仮
称)の手前側と灯台の向こう側を縦走の後)大島・”立花埼”に掛かる。”立花埼”から島沿
い前方(”壇の鼻”)に形の整った風穴が目に飛び込んでくる。近づくとこの風穴、縦横巾、
深度もかなりあって、景観を楽しみながら割と楽に通過できる。この風穴を過ぎて、右手沖
(1㎞弱か)に大きな瀬群が突き立っている。手前に横たわるのが”舵掛瀬”でその先の灯台
が立つ岩礁が”先ノ瀬”である。これ等の瀬の近くは潮流が複雑で速い。地元の漁師さん達に
とっては最高の漁場となっているのであろう。
11時30分前には両瀬をひと廻りして帰路につく。往路通過した”壇ノ鼻”の風穴付近を目
指して漕ぐが、(14時満潮予定の)”元ノ間海峡”の潮の動きが気になる。大島沿いには景
観の素晴らしいポイントがいくつもあったが、12時過ぎには海峡に入り”中央灯台”の脇を
通過していた。

 大袈裟な記述と思われるかも知れないが、ここ”元ノ間海峡”は豊後水道有数の急流で有名
なところであり、特に干・満潮の潮止まりの中間の時間帯は流れが激しく、中央灯台の礎石際
は波が割れて流れる場所である。当日は稀な小潮で殆ど潮流が動かない日であったようだ。

(梶寄の)港の岸壁で昼食を済ませ、13時過ぎ”鶴御崎”へ向けて再び海峡の中央部へ漕ぎ
出す。海峡の外れで多少の潮の動きを感じたが支障なく漕ぎ進める。周囲の岩礁にはグレ、石
鯛狙いの釣り人が散在して上礁していたが、潮の動きが鈍いせいか釣果はあがっていないよう
だ。間もなく”鶴御崎”を廻り込み米水津湾に浮かぶ”横島”を見る位置に到着した。この
”日豊海岸”に聳え立つ”鶴御崎”の南東壁は壮大で美しい。

この日、(”元ノ間海峡”の潮流を体感するため、意識的に5回の海峡漕艇を図ったが満足な
体感を得ることができなかったが)ゆったりと余裕のある漕艇のために穏やかな海を準備して
くれた海神に感謝しなければならない。15時過ぎには無事”梶寄浦”に帰着した。

























































>H28.5 豊後水道横断Ⅱ(蒲戸~日振島往復)クルーズ

2016-05-20 17:45:42 | カヤッククルーズ







 例年5月は、天候が安定してクルーズに最適な時期でもある。今回のクルーズは豊後水道を挟んで
お向かいの愛媛県宇和島市にある”日振島”とした。

5月18日(水)7:30頃、久し振りに蒲戸漁港を訪ね地元の漁師さん(河野さん)に再会した。
漁港でいつものように網の手入れに忙しそうであったが、挨拶をするとたちまち話が盛り上がった。
え、何かい今日も”水ノ子”・・・、いや、今日は”日振島”なんですが、風は・・・波は・・・
うーん、この時期、今の時間はこんな風でも(北西の山風3~5m)温度があがってくるとピタッと
止む・・・”水ノ子”先までは(波高は)1.5m位かな・・・
へえーっ・・・”日振島”なー・・・、行ってみりゃいいが。
片道30kmで、うまくいって夕方帰って来れれば最高。・・・これは片道5時間で10時間漕ぎっ
ぱなしが実現できたときの話であるが、これまでの経験を振り返る。
・・・最初の”姫島”、次に”佐田岬”・・・似たような行程であったが、死ぬほどきつかったこと
等は思いつかない。あのときも行けた・・・気持ちを後押しするだけの記憶だけが浮かんでいた。

”蒲戸埼”を越えると横(北西)からの風が強い・・・。沖の方は・・・と見るが白波が立つまでは
ない。行けるとこまで行って、危ないときは引き返そう・・・。

しばらくすると横風は弱まったが、”豊後水道”の潮流に絡むうねりと波が出てきた。やはり1.5
mはある・・・。もうしばらくすると右方向に”水ノ子島灯台”が見えるはず・・・であるが、点が
姿に変わるまでそれなりに時間は掛かった。
丁度その”水ノ子島灯台”の前後を大型船が往来する。灯台の位置で、目的とする”日振島”までの
半分は来ているはず・・・時計は11:30・・・。”日振島”はまだまだ霞んでいる・・・。

”日振島”が視認できるようになって、その後徐々に島の姿が大きくなっていく・・・。
島の近景を撮影できる地点で15:00。この時点で、今日の内の帰着は諦めて島の左手・能登側か
ら岩場の海岸を漕いでみたが、意外と潮の流れが速い。満潮18:00として満ち潮の流れ込み真っ
最中なのだ。浅瀬に艇を進め、無駄な力を使わないようにする。能登から明海に至る中間が入江的に
なっているが、艇の5m先で海面が盛り上がる・・・。イルカか、スナメリかと思っていると特徴的
な口がプカッと海面上に出てきた。巨大なエイが浅瀬で(プランクトンやコイワシの群れを)餌取り
の最中だったようだ。

 ・・・この”日振島”、戦国時代薩摩の島津勢が陸路豊後府内への侵攻を進めたが、若林鎮興(し
げおき)の率いる大友水軍(=海部(臼杵、津久見、佐伯等)水軍と浦部(国東等)水軍等)はこの
宇和島・”日振島”沖合戦等で島津の水軍を打ち破り、豊後水道の制海権を譲ることはなかったとい
われている歴史的な海域でもある。今、その”日振島”を目の前にして、当時の厳しい海兵戦・・・
そして”兵どもが夢の跡・・・”の絵巻が脳裏に浮かんでいた。

”有明”近辺の岩場に上陸し、誂えたように平らな大岩の上で寝袋に包って一夜を明かし、翌朝早々
に帰路出艇。”水の子灯台”先の貨物船等航路ではかなりの船舶とのやり過ごしが生じ、時間と体力
を使ったが、12:30には佐伯・”蒲戸”漁港に帰着した。
いつもお世話になる地元の河野さん、そして吉田さん、またしてもさりげなく港でお声掛けいただき
有難うございました。今年一番のカヤッククルーズ、無事完了です。



>蒲戸埼から出艇時の景観










>岬から先では早速北西の風の洗礼を受ける






>右手方向に”水ノ子島灯台”を見る位置に来た


>宇和島側は霞んで見えない






>右手に”御五神島(おいつかみしま)”と中央に横広く”日振島”


>”御五神島(おいつかみしま)”遠景


>”日振島”遠景






>日振島(能登方面)の遠景


>日振島(明海方面)の遠景


>日振島(能登方面)の近景


>日振島(明海方面)の近景


<日振島(明海方面)から横島の近景


>上陸地点(明海)の景観




>蒲戸特産の見事なイセエビ

>H28.5 蒲江元猿・三つ子島&屋形島周回クルーズ

2016-05-06 23:26:42 | カヤッククルーズ


 




 H28年最初のカヤッククルーズは、蒲江元猿の”三つ子島”と”屋形島”を周回するコースとした。
5月5日午前11時、小蒲江漁港から正面に屋形島を見ながら出発。左手の山(岬)がきれて”米突鼻”に
なるが、ここから左に向きを変え蒲江湾の湾口を横断して、背平山下の犬戻鼻を通過する。この(岬の)先
左手が元猿湾で湾先の正面の山(元猿山)の下に”三つ子島”が小さく見えてくる。前日の強い風と波は概
ねおさまり漕艇も順調で、目標とする”三つ子島”はだんだんと大きくその姿を変える。

実は、この元猿は前日(5/4)一度出艇を試みたが(東北地方を通過した低気圧の影響で)風波が強く、
出艇はしたものの間もなく波(うねり)で持ち上げられた艇の腹が落下してパタン〃と悲鳴をあげ始めたた
め、引き返した(日向灘から吹き込む風の影響で、比較的に大きな波が出やすい)場所である。

”三つ子島”は”元猿山”に続く岬が、日向灘の強い波で浸食されて残った残骸なのであろう。近くの海域
は、複雑な海底(の岩場)のときに生じる”ぶつかり合う”ような波で満ちていた。
そんな所だから(釣り場としても一級か?)なのか、一隻の小型の釣り船が波立つ三小島の沖にある平瀬の
近くで立ち釣りの真っ最中であった。船上の釣り人は意外と若い人で、この厳しい波の上で遠来の客を迎え
るように、にこやかに会話してくれた。

元々今日の予定は、この”三つ子島”迄であったが、次の機会の参考に沖合いから”仙崎”方面に目を遣り
つつ折返し”屋形島”へ向かう。
”蒲江口”から”粒島”、”沖の島”を経て、”屋形島”の外海(日向灘)側の景観を眺めつつ、”洲の鼻”
手前の波静かな海岸へ12時40分に到着(途中での時間確認を忘れていた)。
上陸後、握り飯をほうばりながら、海岸・岩場を歩くが透明度の高い綺麗な海という印象を受けた。途中、
島に遊びに来ていた小学生の男の子の兄弟との出会いもあり楽しい時間を過ごすことができた。

帰着後、記事をまとめる段階で、この海岸がはまゆうの群生地であり、サンゴ礁のある海中公園であること
を知った。対岸の”小蒲江”等から近いところ(カヤックで10分程度)であり、次の機会には他の場所を
含めた長距離クルーズの対象としたいと考えている。



<屋形島の遠景>




<左手”米突鼻”先から”蒲江湾”に入り込む




<正面”背平山”の下、”犬戻鼻”




<”犬戻鼻”を越えると、正面に”元猿山”と”三つ子島”が見えてくる










<木の葉状態で立ち釣りする(釣り名人)小型の釣り船>




<これから引き返して向かう”屋形島”方面>


<”屋形島”沖側の岬(いるく・・)>


<”屋形島・洲の鼻”手前の岬


<”洲の鼻”(海中公園)近くの海岸>







>H27.8 四浦・大浜海岸~保戸島沖岩礁クルーズ

2015-08-13 14:19:09 | カヤッククルーズ









 いつもであれば、風・波等海の環境が安定するこの時期、クルーズに適した季節なのだが、今年の夏は日照り
が厳しく、日々35’超えを記録する等異常に暑く、日中の長時間クルーズには非常に厳しい天候が続いていた。

そんな中、8/8(土)(10:00出艇)四浦半島・大浜海岸から保戸島沖岩礁(高甲岩)へのショートクル
ーズを実施した。

先に実施した”水ノ子島灯台クルーズ”の往路”最勝海浦(にいなめうら)”・”蒲戸崎”から先(津久見側)
の保戸島沖に展開する岩礁が気になっていたこと、そして”最勝海浦”の裏側の景観を見るのが目的であり、
全工程が10km程度というコンパクトなクルーズであった。

(1時間弱で到着した)保戸島沖の岩礁(高甲岩)付近は、鏡のような静かな水面であったが、岩礁沖を通過し
た貨物船の波を避けるために艇の向きを(波に向かうよう)操作しているうちに流されてその岩礁先に入ってし
まった。そこは満ち込みの潮が流れ込む激流の様相を呈しており、1~1.5mの波が2~3m間隔で頻発して
押し寄せ艇を枯葉のようにもてあそぶ。水面下の岩の配置が複雑なのであろう・・・前後に押し寄せる波だけで
はない、右斜め、左斜めと複雑に波立つ。
いち早く脱出しなければ・・・艇の左右に慌ただしくバドルを打ち込む・・・5分程であったろうか、どうにか
静水面へ戻った(辿り着いた)。

・・・お目当ての"高甲岩”を後にして、往路では見れなかった(四浦)半島沿いの景観をのんびりと鑑賞する。
因縁(津久見湾クルーズで圧倒的な満ち込みの流水に押し戻された・・・)の”間元~中ノ島間の海峡”、傍目
には静かな景色であるが、沖合いの岩礁周りの潮の流れと併せて簡単には人が近づくことができない。遠海マグ
ロ漁(突っ切ん棒漁)で有名な保戸島の漁師さんと住民を護り育くんできた厳しい海の姿がある。

正午過ぎに出発地点”大浜海岸”で軽食と暫しの休憩をとり、本日二つ目の目的”大浜~蒲戸崎”間の景観クル
ーズを楽しませて戴いた。

豊後水道に直面するこの海岸は、押し寄せる厳しい風波から漁船と住民を護る大浜漁港の小規模であるが強力な
コンクリート築造物を除いて手つかずの自然である。日頃、風波が絶えることなく地元の漁師さん以外は立ち入
れないところだから。
”大浜漁港”先の入り江を越えるとその沿岸部は石灰岩質のそそり立つ岩場が続く、地盤が石灰岩質なだけに海
はエメラルドグリーンで透明度が高い。白く輝く岩場と澄んだ海に見惚れてゆったりと艇を進めていると早や蒲
戸崎の先端部がはっきりと見えてきた。犬の耳というのか猫の耳というのか二つの尖った岩が目を引く。
周囲の岩(腹這いの猫か・・・)と重ねて見ると、”猫岩”という方が相応しい等と笑ってしまった。

その”猫岩(仮称)”を表・裏じっくり眺めて、15:00に満潮どきの大浜海岸へ帰着。H27真夏の景観ク
ルーズを無事終えることができた。


>大浜海岸の景観








>(四浦半島先端部)高浜から間元、保戸島に至る景観




<岩礁群はまだまだ遠い


<間元と保戸島・中ノ島間の海峡




<保戸島の景観




<保戸島から岩礁群に連なる景観








<お目当ての岩礁・”高甲岩”






<これより、”最勝海浦・蒲戸崎”へのクルーズ








<四浦半島の沿岸は石灰岩質の岩場がそそり立つ








<”蒲戸崎”突端の”猫岩(仮称)




<大浜海岸へ帰着





 

>h27.5 瀬戸内横断(今治~竹原)クルーズ

2015-05-29 03:04:49 | カヤッククルーズ








 戦国時代、あの村上水軍が拠点とした”今治”・「来島海峡」。先日(5/27)、その”今治”・「来島海峡」
近くにある「大角海岸公園」から瀬戸内海を挟んだ広島側の”竹原”まで、”瀬戸内横断クルーズ”を実施した。


 村上水軍は三島(来島、能島、因島)村上氏から成り、瀬戸内海のど真ん中を四国(伊予)側から中国(安芸
・備後)側に亘って制海権を発揮し、毛利元就の中国地方制覇に貢献した。村上水軍を束ねた村上武吉は水軍と
しての存在性を強く意識して振る舞い、当時(中・北部)九州の覇者であった大友宗麟の領地(豊後府内・沖浜、
博多津)等にも進出し、商船から”帆別銭(ほべちせん)”を徴収する見返りに瀬戸内の航海の安全を保障して
やっていたという。


 今回のクルーズも計画的には水軍の”三島(来島、能島、因島)経由ルート”(案)があったが、地理的な下
調べもできていない状況と一日折返しの時間的な制約下では諦めざるを得なかった。
別案の”大角海岸から竹原”ルートについても、"斎灘(いつきなだ)"を往来する貨物船の類は視界の範囲だけ
で常時10隻を下回ることはなく、この"斎灘"の縦断が大きな壁となっていた。

最悪、”しまなみ海道”を使って近場の島めぐりをして帰ろう・・・と考えながら、[大角海岸公園]で車中泊し、
早朝の"斎灘"を眺めていると、漁船が多いが貨物船類の往来が途切れていることに気付いた。

早速準備をして、7:30"竹原"へ向け出艇。"斎灘"中央部で左方向から3隻の貨物船が1kmに接近してきた
が灘上に浮かぶ赤灯台の脇でやり過ごす。"大三島"のフェリー着岸地近くで漁を終えて港に上がった老夫婦に
"竹原"までのルートを再確認し、「竹原の鉄塔」を目印に・・・と教えられた。

以後、”大三島”を右に曲がり、”大崎上島”を左手に見つつ、”福島”、”大横島”の脇を通過していく・・・
”大横島”の脇からは、漁師さんから教えて貰った「竹原の鉄塔」が薄っすらと見えてきた。

ここまで、ほぼ無風のべた凪・・・快調すぎるが蒸れて暑い。出艇時、冷えていたのでと着込んだウェットスー
ツが邪魔になる。”大三島”の先、”佐組島”に上陸して着替え・・・と休憩。ほんの10分の後、再出艇する
と「竹原の鉄塔」もくっきりと見え始めた。

”竹原”の近くでは、ヨットが小島群の間を走り抜けていき・・・瀬戸内沿岸の素晴らしい景観をみせつける。

「竹原発電所の鉄塔」下まで来たので、時間的には折返し・・・としたいが、喉の渇きと空腹にはかなわない。
12:00発電所脇の整備された砂浜に上陸し、近くのコンビニで軽食と飲み物を調達して12:30には折返
し出発。

”大横島”を過ぎて、向かい風と1m弱の波になったが、日のあるうちに”斎灘”を再縦断することを考えると
馬鹿力も出るもの・・・。往路とおなじく”大三島”と”柏島”の間を抜け”斎灘”に出る。

”斎灘”の掛かりで通過する貨物船群の様子を見て、しばしアイドリング。貨物船群が遥か数km先にしか見え
なくなった(航行する貨物船群が一時途絶えた)とき、灘の縦断にかかる。灘の中央部にかかる頃、数km先に
見えた貨物船群が隊列をなすが如く、カヤックの進行方向先500mを通り過ぎる。左右の往来数で10隻以上
が小型浮遊物を現認して回避行動をとってくれているようだ。お礼の気持ちで一杯でした。
その後、左右から合計5隻程接近され、4隻は当方で回避行動し、1隻だけは強行突破させて戴いた。
5/27(水)17:00前後に”斎灘”を通過された貨物船等群の航海士さんに厚くお礼を申し上げます。

終盤は向かい風と間隔をあけずに寄せる波に悩まされたが、17:30無事、”大角海岸公園”に帰着した。


>前日(5/26午後)の”来島”近辺ショートクルーズの模様
















>瀬戸内横断クルーズ
(7:30に)”大角海岸”から出発(写真は前日夕方に撮影のもの)




>”大三島”手前で三隻の貨物船をやり過ごす。


>”大三島”の掛かりの状況






>”大三島”(フェリー乗り場)と”柏島”の間を抜けると”福島”が見えてきた。




>”福島”先で左手側に”大崎上島”を望む。




>右手側には先程通り抜けてきた”大三島”を望む。


>”大三島”と”大崎上島”の間の海峡丁度中央”大横島”越しに薄っすらと”竹原”の鉄塔が見えてきた。


>左手側”大崎上島”が切れて、”佐組島”となる。


>ウェットスーツが蒸れて熱射病になりそう・・・、休憩を兼ねて”佐組島”へ上陸。




>”佐組島”先から見る”竹原火力発電所”の二本鉄塔”。


>発電所近くの景観。


>発電所横の整備された砂浜に上陸(軽食と飲料を仕入れ、これから折返し!)



>帰路は、中途(大横島先から)で東からの向かい風と波高(徐々に1m超え)により、写真を撮っている余裕
 はなかった。



>H27.4 豊後水道・水ノ子島灯台クルーズ

2015-04-28 12:41:29 | カヤッククルーズ






 H27年4月27日、今年最初のクルーズは豊後水道中央部に浮かぶ”水ノ子島灯台”とした。昨年(H26年)は、天候に恵まれず(晴れてはいても風と波のため)三度も無駄足を運んだ目標であった。
3月中旬まで降雪があり、桜の開花が少し遅れいつもの年よりクールな春かと思っていたが、ここ数日の好天気は初夏の日差しを感じさせるものがあり、昨日、一昨日の連続した初夏日和を見逃して・・・今度こそ!・・・と積年の期待と確信を以って臨んだ。

 出発は朝8:10、福泊漁港から出艇し釜戸漁港経由、左手に蒲戸崎、右手は遥か先に鶴御崎・大島を望みつつの好スタートであった(風はないし、波もない)。いつもであれば到達点を目標とするが、今回はその目標が見えないため蒲戸崎と大島の沖合真ん中あたりをめがけて進む。(本来ならば磁石を見ながら・・・であるべきところ、勝手知りたる・・・にて一部手抜き。)左右の目標物(蒲戸崎、大島)が後ろに下がって前面180度の視界から見えなくなった頃、正面に薄っすらと目標物(灯台)が見えるようになったきた。

11:25灯台際に到着。堂々とした灯台である。灯台は豊後水道のど真ん中に浮かぶ島(岩礁)の上に(角石を積み上げて)構築されているが、コンクリート造りの建物も付設されている。

<水ノ子島灯台の諸元>
 ・1900年(明治33年)着工から4年の難工事を経て1903年(明治36年)完成。
  ・内側:レンガ積み、外側:徳山産の花崗岩で装石積みしたもので内部は8層の造り。
  ・離島の灯台としては日本一の高さを誇る。(塔の高さ:39m)
 ・1945年(昭和20年)太平洋戦争末期、米軍機による攻撃で第1等レンズが破壊された。
 ・1950年(昭和25年)戦災復旧工事により復旧。
 ・1986年(昭和61年)完全自動化。自動化までの間、灯台守が常駐していた。1957年(昭和32年)映画:「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった。

11:45(干潮時間が10:30として)満ち潮が灯台の左右の瀬を白波を立てて越えるようになっている。島(岩礁)を周回して鶴御崎・大島を目指す。距離は蒲戸崎から水ノ子島と同じ20kmと見込むが、1時間漕いでも島影はくっきりとしない。潮の満ち込みに合わせるように南風と波が立つようになる。
残す距離は12~13km(大島まで)と同じく10km強(大島から釜戸先まで)、併せて25km弱はこれからの風の強まりを予想するとかなりきつい行程となりそうであった。
急遽、方向を蒲戸崎に変えて残りの行程を短縮させた。その行程の半ばまでは追い風に波乗り状態でかなり効率的に進むことができたが、釜戸崎目前の(2~3km)であろうか斜め風と波が強まり艇の速度は歩く速さにしか維持できなくなった。
このきつさは、龍神~姫島、佐田岬の帰路と比べて・・・単に体力の消耗だけではない、風が波がこれまでよりきつい・・・。釜戸崎沿いは横風と横波のなか、もがきのパドリングであったが出発点の福泊漁港の手前(沖側)釜戸漁港に漸く到着した。巨大な防波堤で防御された漁港内は(外海と違い)水を打ったように静かで・・・入港からしばらくは艇上に躰を伏せる程であった。天国と地獄の差はこのことをいうのか・・・。

港内の岸壁上を見上げると、いつも通り”たてあみ”を繕う漁師さん(河野さん、吉田さん)が笑い顔で知らない振りをして声をかけてきた。「あれ、今日は何処へ行ってきたんか?」、「水ノ子しかないやろう、知っとるくせに・・・」、「よう帰ってきたのう」、「簡単に死ぬわけにはいかんわー」・・・の言葉のやり取りでまた元気を取り戻した。


<蒲戸崎展望台からのパノラマ写真>

>>保戸島遠景


>>津久見・四浦半島の間元、四浦方面の遠景


>>佐伯市上浦 福泊方面の遠景


>>佐伯湾大入島、佐伯港方面の遠景


>>佐伯湾 沖松浦・八島方面の遠景


>>佐伯湾 有明浦・羽出浦方面の遠景


>>佐伯湾 広浦・丹賀浦方面の遠景


>>鶴御崎・大島方面の遠景


>>豊後水道中央に浮かぶ”水ノ子島灯台”と宇和島の遠景



<クルーズ写真>
>>経由した釜戸漁港


>>釜戸崎の景観(Ⅰ)最勝海浦


>>釜戸崎の景観(Ⅱ)釜戸崎


>>向かう海上には何も見えない


>>1時間が経過する頃、正面に水ノ子島が微かに見えるようになった


>>


>>


>>灯台の二本線は”水ノ子”


>>


>>これが”水ノ子島灯台”直近の姿


>>水ノ子島を周回して帰路にかかる


>>(陸路での)帰路、振り返り見る釜戸














>h26.8 臼杵湾横断(一尺屋上浦~柿ノ浦)クルーズ

2014-08-29 17:43:24 | カヤッククルーズ







 平成26年8月は中旬以降天候不順に泣かされ、クルーズの機会を失してしまった。
久々のクルーズは近場の臼杵湾横断(一尺屋~佐志生・黒島~三ツ子島~津久見島~柿ノ浦)とした。
黒島から津久見島にかけて、臼杵湾の中程に横一文字に浮かぶ三ツ子島・・・これまで冬場のショート
クルーズの対象に漕がせていただいたところであるが、一度は横断してみたいと思っていたところである。

当日、久々の夏空に豊後水道からの心地よい海風(微風)を受けながら、11:30一尺屋の上浦から出艇した。
(真っすぐ飛潮鼻(長目半島先)というコースもあったが、出艇時の風と波方向から自然に三ツ子島経由
のルートなった。)黒島まで追い風に押させ、島先から風除けに三ツ子島の内(湾内側)に入り、12:00過ぎ
浜辺に上陸し、早々の昼食をとった。三ツ子島は(その名のとおり三連の)岩礁群であるが周囲はなだらかに小石
を鏤めたような波打ち際で囲まれ水も澄み心地よい。黒島側の僅かな岩陰で休憩し、12:30には津久見島に
向け出艇。三ツ子の岩礁群を過ぎるとこれまで岩礁に遮られていた風が波を伴って艇の横っ腹を打つが”無垢島”、
”北浦”程のものでもない。(30分弱で)”津久見島”を通過し長目半島の”柿ノ浦”へ向かう。

島影の恩恵・・・か、半島の突き出た岬(飛潮鼻)の恩恵・・・か、ここまで多少の負担を感じた海風(と波)が
治まり、”深江”から〝柿ノ浦”に続く長い岩場を眺めつつカヤックは好調に進む。

その”柿ノ浦”へ曲がり込んだ岩場の陰で艇上の休憩をとり、(出発点の)”一尺屋”を振り返える・・と、白波
が消えている・・・。
 ”頃合い”・・・かな。13:30”柿ノ浦”湾口から”津久見島”沖を経由して直行で一尺屋へ帰路の出発。

島の脇で”アジ”を一本釣りする釣り人さんは、(釣果は・・)30cm越え30匹かな・・・と冷静!にお応え
してくれた。(いつも相当釣れてるのだろう。) 
その他、帰路でのトピックスとして、臼杵から四国向けフリーが出ていて、結構な頻度で出入りしている。湾の中
央部が航路なので、通過時は右左の確認が必要です。今回は沖から入ってくるフェリーを見つけて、慌てることな
くやり過ごすことができた。次に、同じく湾の中央部でハッと気づくと雲が・・・雷雲が上空に迫ってきて、大慌
てで雲から逃げたということ。こんなところでスコールに会っても、雷に鳴られてもたまりません・・・から。
お陰様でカヤックの方が速く、逃げ切りました。

・・・ということで、今年の夏の終わりのショートクルーズは14:30過ぎに無事終えることができました。
カメラのレンズに水滴が付いて一部の写真がぼけていますが、お許しください。
おまけで、冬場の”三ツ子島”(遠景等)も掲載しておきますので参照ください。


>出発地の一尺屋・上浦漁港


>出発後間もなく”串ヶ鼻”沿いに進む


>”串ヶ鼻”を廻って下浦方面へ


>下浦・筏島の遠景


>佐志生・黒島の遠景




>風と波を避けて”三ツ子島”の内(湾内)側へ








>”三ツ子島”浜辺の景観










>”津久見島”経由で”柿ノ浦”方面へ














>”柿ノ浦”湾口の岩場とタグボート


>”柿ノ浦”はこの奥


>沖の方角は”飛潮鼻”


>”柿ノ浦”湾口から”津久見島”沖を経由して一尺屋へ










>一尺屋・下浦の遠景








>一尺屋・上浦へ帰着




>(レンズに水滴が付いて)映像ボケです。見難くて御免なさい。
一尺屋は綺麗な海岸に恵まれ、人情味豊かなところです。通り掛かりの皆さんからお声を掛けて戴きました。


>参考:以前の映像 >>臼杵湾に浮かぶ三ツ子島



>H26.5 津久見湾横断(泊ヶ内~保戸島)クルーズ

2014-07-18 23:58:36 | カヤッククルーズ







平成26年5月28日、快晴・微風の好天に誘われ、津久見・楠屋から泊ヶ内、更に津久見湾を横断して保戸島を往復するクルーズを実施した。泊ヶ内は臼杵市と津久見市に跨る長目半島の先端にある”巻き網漁”を中心とした近海漁業の拠点である。また港の内外から見る景観は奇岩景勝の近景に遠く無垢島を、あるいは保戸島を重ね合わせて最高の景観美を誇る。
中世大友氏の時代には、日向灘に睨みを利かす”海部(あまべ)水軍の拠点として”海賊泊”の異名をとったところと聞いている。近場のクルーズ対象地として憧れていた場所の一つであるが、天候に恵まれず随分とお待たせを食らってしまい今回待望の訪問となった。
11:00楠屋漁港を出艇すると、半島に沿って湾内には大規模な養殖筏が並び、半島側の岩場では海藻取りの海士さんが忙しく手を動かす。(津久見側の)楠屋鼻をまわると思わず振り返りたくなる奇岩の岬と入江が続き、海面では小いわしがビチビチとはねる。
11:40待望の”泊ヶ内(海賊泊)”への海からの訪問を実現した。昨年の同時期、工事中の山越えの道を歩いて訪問した同じ場所が懐かしく感じる。昨年と違って”巻き網”船団には人の姿があり、(漁の後の片づけか・・・)忙しく立回っている。港の船揚げ場に上陸後、船団の若者に声を掛けさせてもらうと、筋肉質の外見と違って優しく、にこやかな返答を戴き印象的(心が和んだ)であった。
12:30”ホーカイ様”への安全祈願を済ませ、臼杵側の”飛潮鼻”経由でカヤックは四浦半島先の保戸島を目指して一気に津久見湾を横断していく。(保戸島は”まぐろ”遠海漁業で有名な島である。)
天候に恵まれ、14:00には四浦半島先の狭隘な海峡際に到着。潮は満ち込みに変わっており、日向灘からの流れ込みは水量も伴って激しいものがある。(・・・が気持ちは海峡への乗り込みに掛けている。)青、赤の標織間隔が僅かに10から15mの中央を漕ぎ切ろうとパドルを急ピッチで打ち込むが1本目の標識で進まなくなり、バウ(艇のトップ)が右に左にぶれる・・・この状態であと50m(海峡の距離)は持たない・・・。後は流れに任せて中ノ島側に流れ着く・・・力が抜けてゆっくりと保戸・中ノ島の港内へ漕ぎこむ。・・・島の周回はできなかったが、湾の横断と往復で良しとしよう・・・
・・・帰路、津久見湾の中央に浮かぶ灯台経由で16:00帰着。


>津久見のセメント工場群






>(出発地)楠屋の景観


>(左手)楠屋鼻と無垢島の遠景


>(右手)四浦半島と保戸島の遠景




>楠屋鼻から泊ヶ内まで何度も振り返りたくなる岩場の景観




>”見張り岩”(仮称)


>泊ヶ内の景観






>ホーカイ様への道




>泊ヶ内を出て臼杵側”飛潮鼻”へ




>”飛潮鼻”から左手沖に無垢島、右手に保戸島を望む


>カヤックは一路”保戸島”へ






>保戸島・中ノ島と四浦半島・間元の間の海峡 ⇒ 海上に立つ標識が目印




>満ち込みの激流に押し戻され、保戸島・中ノ島脇に漂着・・・




>しばらく振りの保戸島の景観




>帰路、津久見湾に浮かぶ中央灯台(仮称)









>h26.5 長崎平戸千里ヶ浜~平戸港往復クルーズ

2014-07-17 22:41:33 | カヤッククルーズ
<更新履歴>
 ◆H27.6 「水難事故防止講習会」
 ◆H27.9 「SRP(Safety & Rescue Program)講習」
 ◇H28.6 「レベルアップ講習(Ⅰ)」
 ◇H28.11「レベルアップ講習(Ⅱ)」







 H26.5.2長崎平戸島の”千里ヶ浜”から平戸大橋の架かる”平戸瀬戸”を越えて平戸城下の”平戸港”を往復するクルーズを実施した。どうしてまた平戸に・・・ですが、これまで大分の沿岸クルーズは10回を超え、無事に目的(目的地までの渡航と無事の帰着)を達成してきたが、カヤックの漕艇を習ったわけでもなく、技術的には素人の領域のまま場数を踏んできたことを振り返り、講習受講の機会をさがしていた。幸いにも、今年の3月に北九州玄海青少年自然の家主催の”青少年野外活動講習会(NEAL講習)”が開催されること(JSCAの西胤前会長も講師)を知り参加した。その講習会で平戸カヤックスの末永さん(JSCAインストラクタ)との出会いがあり、漕艇講習のお誘いで平戸の海を訪れたということになります。講習は4/30と5/1の2日間でしたが知らないことばかりで良い経験をさせて戴きました。特に(リカバリの)ロールは手も足も出ず・・・秋には笑い話にできるよう・・・(考えているところ)です。ところで、”千里ヶ浜~平戸港往復クルーズ”ですが、(2日間の厳しい講習の息抜きとして組んで戴いたもので)末永インストラクタの先導、並走により平戸島東岸を北上。出艇後間もなく大崎鼻を過ぎると遥か(10㎞)先に平戸大橋が見えてくるが、まだまだ先は長い。・・・概ね1時間で大橋の左岸橋脚下に到着。潮止まりが近いはずの平戸瀬戸は両端の瀬を除きゴーゴーと白波を立てて流れていく。カヤックは全速で橋脚下、南竜崎を漕ぎ抜き、再び流れの影響を避けて沿岸沿いに平戸城、オランダ商館を目印に進む。概ね30分で平戸港到着。コンパクトな港のようであるが、港の左崖上に平戸城、回り込んだ港内左岸には海上保安庁、警察船の係留基地、港の正面奥にはフランシスコ・ザビエルをまつる教会、隣接して仏教寺院、港の右岸入口にはオランダ商館、右岸奥はフェリーターミナル・・・と古(いにしえ)の南蛮文化到来の地を感じさせる綺麗な港町であった。復路、余裕のある末永インストラクタから平戸瀬戸の(白波を立てて流れる)本流中央部への漕ぎ出しをご提案戴いたが連日の講習の疲れが残っており、次の機会に繰り越させて戴いた。


>>千里ヶ浜沿いの平戸カヤックス


>>冷えた体を救う”ドラム缶風呂”


>>ジャージの下はウェットスーツでキューッ・・・


>>これから講習開始・・・


>>講習の途中で一休み(Ⅰ)・・・


>>末永インストラクタ


>>講習の途中で一休み(Ⅱ)・・・


>>パドル操作に遠方から声・・・


>>平戸港往復クルーズ(往路)










>>平戸港内の景観(フェリーターミナル奥の係留場)


>>平戸港内の景観(ザビエル教会と寺院(屋根だけ))


>>平戸港内の景観(平戸城)





>>平戸港内の景観(オランダ商館)


>>クルーズ(復路)




>>昼食は流木を燃やして〇△×チキン?・・・で満腹


>>無事、千里ヶ浜帰着



>>■h27.6 ”水難事故防止講習会(平戸カヤックス主催)”

















>>■H27.9 ”SRP(Safety & Rescue Program)講習 (JSCA加盟校 平戸カヤックス)
 JSCA(日本セーフティーカヌーイング協会)の提供する共通プログラムにより、カヌー愛好者へセーフティ
ー意識の普及をはかるもので、座学・実習の1日コースに参加した。
その他、レベルアップ講習等も別日程で実施され、有意義な数日を過ごした。

>>□H28.6 ”レベルアップ講習(Ⅰ)(JSCA加盟校 平戸カヤックス)
 6/20~22(2泊3日)基礎技術のレベルアップ講習を受講した。
 冬場の半年、”基礎技術”の試行をサボったツケが現れてしまった。(上がるはずのロールが上がらない・・・)

>>□H28.11”レベルアップ講習(Ⅱ)(JSCA加盟校 平戸カヤックス)
 11/1~3(2泊3日)あらためて基礎技術のレベルアップ講習を受講した。
(熊本地震の復興支援(被災した土木設備等の調査)で取組みが遅れ、9月実施予定を繰下げて受講したもの)
 フォワードストロークの重要性を痛感し、その他弱点技術を含めた補強講習となった。

>H25.8 念願の「日豊海岸・黒島」クルーズ

2013-08-03 23:22:03 | カヤッククルーズ







 5月の連休に出艇のチャンスを伺ったが北西の風に祟られ2日間連続で断念し、以後週末の
天候は朝から風を感じる日々が続き、初クルーズは繰り延べとせざるを得なかった。

 8月になって、やっとその日が来た。
H25.8.3(土)6:30 今年初めてのクルーズは、佐伯・米水津沖の黒島(地黒島、沖黒島)に向け、色利港から出艇した。
朝なぎの米水津湾はべた凪で、湾口から射す朝日が眩しい。”松切鼻”を越えると右手先に”丸経の鼻”、そしてその先に”地黒島”・”沖黒島”が見えてきた。
この黒島は磯釣りの代表的なポイントの一つであり、冬場はクロ(グレ)釣りで人が押しかける。右手に黒島、左手には横島越に鶴御崎を望みつつ艇を進めると、右手”キシメギ崎”、そしてなだらかな岩の瀬の”長太碆”が現れ、間もなく”地黒島”脇に到着した。漁の合間か漁船が島影で停泊している。
続いて地黒島から右横に相当規模の岩の瀬”水取碆”を見ながら沖黒島へ向かう。
沖黒島は北面から先端(東側)にかけて深そうな風穴があき、ドーンと不気味な波の音を響かせる。先端から南面に回り込むと切り立った岩場の水面から直ぐ上に釣り人が並ぶ。岩場(岩壁)の規模がでかすぎて、釣り人が芥子粒のように見える。
ここらでと、時計を見るとまだ8:00過ぎ・・・
先ほど島の先端部(東端)で声を掛けた漁船の漁師さんから「潮が動き出すと危ない・・・」と言われたことを思い出した・・・

早々に沖黒島を周回し、米水津湾を横断して鶴御崎側の横島へ向かうことにした。
前回の横島クルーズ時は、台風通過後のうねり(2m強)があり、生きた心地がしなかったが、今回は波高0.5m・・・すこぶる快調。

9:00過ぎには横島●番瀬沖に到着し、ここでもメッカに巡礼・・・にて●番瀬に敬意を表しつつ、島の沖側(東面)経由で復路帰着とした。


>>米水津・色利港を出艇


>>松切鼻を右手に見つつ湾口へ漕ぎ出す




>>キシメギ崎の先に地黒島が見え始める


>>キシメギ崎、長太碆、地黒島、沖黒島


>>(左手)地黒島、(右手)沖黒島


>>地黒島と脇で休む漁船




>>水取碆と沖黒島


>>沖黒島




>>沖黒島の最沖にある岩礁と漁船


>>沖黒島沖北東から見る島の景観




>>沖黒島沖南東から見る島の景観


>>右風穴下の白い点々が釣り人




>>沖黒島を周回して水取碆と地黒島を望む


>>米水津湾越しに鶴御崎・横島を望む


>>横島の瀬群






>>横島の沖側砂地に上陸



19>H24.10 櫛来・道の駅「国見」~姫島クルーズ

2012-10-22 23:10:02 | カヤッククルーズ







 H24.10.21(日)、前回のクルーズ(龍神海岸~姫島(H20.5):時間超過のため上陸未実施)の雪辱戦を、区間を変えて(島を目の前に見る)櫛来海岸~姫島で実施した。

最高の天候(快晴、北西の微風、波高0.5)に恵まれ、9:30櫛来”道の駅「国見」”ビーチから出艇し、一路姫島を目指した。
フェリー航路とクロスするかたちで島の西端”ス鼻”に向けて漕艇したが、当日は北西の風の影響で島の西端寄りは横波が立ち漕艇に気が抜けず、写真を撮る余裕がなかった。
”ス鼻”を過ぎて島の影に入り込むとべた凪で、ここからは湖の上を進むがごとくゆったりとした”景観鑑賞クルーズ”・・・
正面に”矢筈岳”を望みつつ進むと、1.5km先の島の港入り口ではフェリーの行き来が激しい。(この日は、”くるま海老祭り”の日だった。)


一旦、姫島港に入港するが船上げできるスロープが見つからず、11:00港の手前のビーチに上陸。
賑わいの声に誘われて港の方向に歩いてみると、港の広場は特産の”くるま海老”弁当を味わいに集まった観光客で溢れていた。
残念ながら食券は早々に売切れ、私の胃袋は島の”栗パン”で満たされることになった。

”くるま海老”祭りを見せていただき暫しの休憩の後、島の東端「柱ヶ岳鼻」(姫島灯台)に向けて出艇。
「矢筈岳」下の「ハイタテノ鼻」を越えると「柱ヶ岳鼻」がだんだんと大きく見えてきた。遠目に「柱ヶ岳鼻」の風穴群が二段、三段に見え好奇心をくすぐる。
同鼻に接近すると風穴は海面(のみ)に大きく口を開け、奥の方から(寄せる波を返す)”ドーン”という低い音が響き、(恐怖心が頭をもたげ・・・)中に入る気がしない。
鼻先をぐるっと回って周防灘(山口側)から島の先(西端)を望むが、遠い、長い・・・周回すれば、お泊りコースとなってしまいそうで、今日は縦断までとする。
帰路、鼻の付け根の小さなビーチ(句碑があった)経由で「ハイタテノ鼻」から一気に櫛来に向かう。

今回のクルーズのもう一つの目的(一つは雪辱戦、もう一つは国東(岐部)水軍の根城であったろう)「岐部港(湾)」と周辺岩壁の景観クルーズだった。
島から1時間強で岐部港(湾)へ到着。その岩壁には見事な風穴が、岩場が・・・しかし風穴も岩場も角ばっている・・・水軍船を格納、係留し易いように手が入ったように思えてきた。
湾口から国東の峰〃を望むと・・・すぐそこ中央右に岐部城の小山が・・・

ここがあの大友宗麟に仕えた「岐部氏」のふるさとか・・・と想いを巡らしつつ、櫛来ビーチへ帰着。
装備を片付けて振り返ると、夕焼け色の周防灘に姫島が浮かんでいた。


>櫛来海岸から姫島へ向け出艇

>島の西端「ス鼻」側から姫島港、島の中央部「矢筈岳」を望む



>姫島港手前(西側)のビーチに上陸

>(矢筈岳、ハイタテノ鼻を左手に見つつ)稲積方面へ向け再出艇


>ハイタテノ鼻を越えると右手に稲積・柱ヶ岳鼻が見えてくる










>柱ヶ岳鼻を一回り(・・して帰路(ハイタテノ鼻から岐部・住吉崎)へ)







>岐部湾(住吉崎)岩壁の風穴






>櫛来ビーチから望む夕暮れの周防灘・姫島




15>H24.7 豊後水道横断クルーズ

2012-08-04 09:40:10 | カヤッククルーズ






>・・・夢にまで見た四国・佐田岬クルーズ

   真夏の豊後水道横断(往復)クルーズは過酷だった・・・
   
    往路3時間30分、復路5時間30分

    往路、佐賀関港口でアジ釣り(関アジではない)のレジャーボート
   の船長から牛島の左に膨らむルートを勧められたが、吸い込まれるよ
   うに牛島・高島間の海峡に突入した。・・・100m~200mか、
   牛島を横に見る位置に辿り着くまでの間であったが、若潮・潮止まり
   前(1時間)の「速吸の瀬戸」の荒ぶる流れの序奏を体験した。

   牛島先で一本釣りをしていた漁師さんに、関アジ(の一本釣り)です
   か?と尋ねると
   ・・・あんた、大丈夫か? と逆に聞き戻されてしまった。
   
   快晴、微風穏やかな波のなか、目標の佐田岬も少しづつ大きく見えて
   くるようになった。しかし、四国側はモヤ・霞がかかってくっきりし
   ない。右手遠方(宇和島側)に建物の先っちょのようなものが見えて
   いたが・・・1km位か ・・・近づくと、どうやら貨物船の上部の
   ようだが・・・モヤで停船していたのだろう。
   モヤが流され、その貨物船を瀬戸内海側に見送ると、艇は佐田岬にか
   なり近づき、「長瀬」(仮称)に掛かっていた(ようだ)・・・流れ
   に押し戻されているのか岬の大きさが変わらない。
   「長瀬」の流れにもがくカヤックを見つけたのか、後方(佐賀関)か
   らのフェリーが岬よりに航路を変えた・・・カヤックを三崎側に向け
   れば、フェリーは直進できたのだが・・・気付くのが遅れ申し訳なか
   った・・・
   その「長瀬」を抜け一息つく頃、500m先を三崎側へ走り去ってい
   くフェリーの姿・・佐田岬と宇和海に映えるすばらしい景観だった。   

   佐田岬では持参した軽食をとり、岩陰でしばしの休息・・・のつもり
   が とにかく暑い・・・岬のキャンプ場で水を補給し、復路出発。

   復路、出艇の後岬周りの撮影中、どうしたものかバランスを崩して
   ”沈”・・・あー恥ずかし・・・復路は心していかないと・・・

   (13:00)出艇後、岬の先の長瀬が轟々と音を立てて流れるのに
   気付く。(干潮:11:00として、満ち潮の本格的な流れ込みがは
   じまった頃か・・・)横はどこまで続くかと宇和島側に目をやると、
   丁度”三崎フェリー”が長瀬に掛かるところ・・・宇和海を波も立て
   ずに進んできたフェリーが、長瀬では一際白波を立てて進む。
   カヤックごときがこの流れ・波を越えられるのだろうか?一抹の不安
   が瞬間的に頭をよぎる。流れの弱そうな瀬、波の低そうな瀬を見つけ
   ようと宇和島側へ艇を進めるがあまり変わらない・・・
   結局、フェリーの通過した近くの瀬に直角に突入・・・木の葉のよう
   に縦横・右左にもまれながらもパドルを急ピッチで波頭に打ち込む。
   この間150~200mか・・・ (激流の長瀬を)抜けた・・・

   地上であれば、大の字になってぶっ倒れてしまいたい・・・緊張感と
   疲労感とある種満足感を味わったこれからが勝負の15km。

   常に高島・牛島を正面に見据えて漕ぐが、満込みの速吸の瀬戸では、
   知らないうちに別府湾側に流されてしまうのだろう。
   復路では、別府湾側から進行してくる貨物船・フェリー等とのやり過
   ごしが多くその都度、右旋回せざるを得ず、結果的に別府湾側にふく
   れた可能性もある。

   この日は、海難事故防止の取り組みを強化していたのか、海上保安庁
   の巡視艇をよく見かけた。一度目は長瀬を通過してしばし後、佐賀関
   から直進してきたが急旋回で折返していった。次は豊後水道中ごろに
   高島近辺で、そして3度目は残すところあと1/3というところで疲
   労のピークにあった我が艇脇を通過して、知らない間に後部方向から
   追従いただき、慰労の声を掛けていただいた。
   大型船のためデッキまでの距離があり、当方の声が届かず申し訳なか
   ったですね。

   ・・・等々のうち、18:30佐賀関港帰着で今回の”豊後水道横断”
   中距離?クルーズを無事終えることができた。

   ・・・しばらくはお休みとさせていただきます・・・

 
>h24.7.29(土) 8:00 佐賀関港を出艇


>鉱石積み下ろし岸壁脇には大きな貨物船


>高島脇の牛島


>牛島先から振り返り見る高島


>牛島先から臨む佐田岬






>佐田岬上陸


>佐田岬の景観




>海上保安庁 巡視艇「やまくに」 (h24.8.26 西大分港にて)

14>H24.7 日豊海岸(北浦Ⅱ)・島浦島周回クルーズ

2012-07-16 13:08:58 | カヤッククルーズ
>道の駅「北浦」のビーチから臨む”島浦島”の遠景


>「島・・浦島」・・竜宮のイメージ???・・



 h24.7.xx(日)長引く梅雨に耐え切れず、日豊海岸(延岡・北浦)島浦島の周回クルーズを実施した。

今年の初夏(6月から7月にかけて)、最高の天候を待ち過ぎて海に出れない日々・・・、梅雨に入ると海は凪いでも気分がのらない・・・

そんな週末の天気予報、晴れ間あり・風・波も安定・・・”いけそうだ”
10号線を下り県境越えし、北浦の海岸通りから阿蘇漁港へ・・・港脇の船降ろしのスロープを見つけ、近くの”海賊料理”屋のご主人にご相談すると、今日は仕事してないから(使わせてもらっても)いいんじゃない・・・(車上のカヤックを見つつ)へーこれで行くの、(片道)30分かな・・・とのお答えをいただく。感謝、感謝です。

12:30阿蘇漁港から出廷、島の浦の港までは”べた凪”。”作兵衛鼻”を左に見てその奇岩振りに心を和ませながら艇を進ませると、日向灘に面して左前方にフェリー用の(港と)灯台が迫ってくる。
海の状態はいきなり外海の様相を呈し、先ほどカヤックを追い越していった漁船が大きなうねりの上で右に左にまた大きく揺れる。
日向灘に面した島浦島は、その沖合いに”沖の小島”を擁し、人(というか船というか)を寄せ付けない荒磯づくしの景観。(水面下の岩礁が想像できるような)派手に打ち寄せる波にパドルを持つ手を離すことができない。
”沖の小島”のここまでで外海1/3の行程。途中”鼻熊”の岸壁(と釣り人)を横目に見つつ北端の”美岩層の鼻”(仮称)を越えたところで、どうにか外海3/3の全行程をクリア。

”小池の鼻”を曲がって内海側は波も穏やか・・・ビーチには夏を先取りした海遊びの先客も・・・。

ゆったりと島の景観を眺めて進むと、むき出しの岩肌と緑色の自然植栽の境界にきれい
に咲き乱れる山百合の群生が・・・

16:00阿蘇漁港へ無事帰着し艇の片付けを終えた頃、再び”海賊料理”のご主人と出くわし、”1時間で帰ってくるかと思っていたけど、なかなか帰って来ん・・・心配しとったで・・・”と優しい一言!

延岡の海賊○△☆(海の男)は、また本当にいいひとでした。


>阿蘇漁港から島浦島は目の前


>島野浦の港は意外と広く町も大きい


>作兵衛鼻を通過して日向灘の外海へ


>カーフェリー乗場脇の灯台と岩礁


>”沖の小島”の見事な景観


>沖の小島脇の平な岩礁


>”鼻熊”から最終の難関となる”美岩層の鼻”(地図に名も無き岬)を望む


>日向灘の荒波も”美岩層の鼻”まで!
  しかし、この岬の岩層の美しさは、すばらしい!


>”小池の鼻”を過ぎると島のビーチには、海遊びの先客あり


>内海側は波の影響もなく、風穴(洞窟)もすぐそこまで接近


>”焼尾鼻”先の岩場に山百合(柿色)が群生
  水面から5mくらいの岩場に山百合が満開でした(写真では見づらい)


>山百合の拡大写真


>島浦島から阿蘇町側を望む


>同ポイントから宮野浦と高島を望む




13>H24.5 日豊海岸(北浦)クルーズ

2012-05-19 22:23:53 | カヤッククルーズ


 
 H24.5.19(土)12:40 待ちに待った今年最初のクルーズは日豊海岸(北浦)沿岸廻りとした。昨年、蒲江”深島”からの帰路、宮崎・北浦の入り組んだ海岸と蒲江・波当津の宇戸崎に見た風穴が忘れられなかった。

波当津海岸から出艇したが、海岸の写真撮影に来訪中の方にカヤックの運搬を手伝っていただいた上に出艇前の写真までとっていただいた。ありがとうございました。

波当津の湾内はべた凪・・・宇戸崎では日向灘の多少(1m前後)のうねりに久々の漕艇、パドル操作も少しぎこちない感じ・・・まぢかに風穴(宇戸崎洞門)を見ると、1つや2つではない。3つ、4つ、5つ・・・と並んでいる。
同じような水平位置でそこいらぢゅうマグマが吹き出したのだろうか?
いや日豊海岸は隆起岩盤が日向灘の強烈な波で浸食された傷跡(の美観)のはず・・・

次はもう北浦側の”芋の子礁”から一気に”横島”へ。横島の付け根ではこの時期から潜水漁の漁師さんに遭遇・・・「夕方は風が強くなるよ!気をつけた方がいい・・・」と暖かいご忠告をいただく。
横島沖の平らな岩礁には釣り人が10数人・・・か。岩礁を遠回して次の(名称不明の)岬を目指すが、そこらぢゅうの水面に小イワシがわいている。(その小イワシを追う大型魚がガボッと波をたてる。)ここは魚影が濃い。釣れるんだろうな・・・

次の岬沖から延岡の街は・・・と宮崎側を覗き見るが、まだまだ続く日豊海岸の岩壁。
(実はこの先1km強続くデコボコの岩壁の先が延岡・高島だったようだ)

15:00前、風による小波が立ち始めたようなので、そろそろ帰路とする。
帰路は、”芋の子礁”の沖の3つ連なる岩礁を目指して沖合いを大回り。この3連の岩礁も釣り人が多い。最沖の岩礁は潮の満ち込みで波をかぶりかけているが・・・

16:10無事帰着で、今年最初のクルーズも終了。


























6>H23.11 別府湾横断(西大分港~日出糸が浜)クルーズ

2012-01-03 11:06:35 | カヤッククルーズ



H23年11月12日(土)、曇り・微風・波高0.5m
西大分港から日出・糸が浜ビーチの横断クルーズを実施した。西港を出て約1Km沖合いに漁船と小型ボートが停泊して”さば釣り”の真っ最中。30~40Cmクラスのさばが入れ食い状態。漁船の船長は左右各1本の竿を交互に上げるが手が回らない。”よく釣れますね!”、”ほんとやなー・・(うれしくて)たまらんわー”、”今度手伝ってあげるわー”、”頼むでぇ・・・”でした。イカもいいし、別府湾は豊饒の海!。
西港から出てこの先すぐはフェリー・貨物船の航路があり、右方向1.5Kmに貨物船が入港してくる様子。カヤックは直進で交わせそうであるが様子見でアイドリング。その内0.5Km強の距離で、貨物船が右方向に舵を切った。流石!当方も右方向に漕艇しこれ以上の余分な回避行動を取らせないよう意思表示し、円滑に離合完了。国東沖で何度も(貨物船との離合を)経験したが、瀬戸内を航海する貨物船のマナーは完璧。前からでも後ろからでも超小型浮遊物のカヤックを必ず視認し、必ず(自らが立てる)波の影響を与えないよう十分な間隔をおいて回避行動をとる・・・。我々も甘えてばかりはいられない。きちっと海洋ルールを守らないと!
貨物船との離合で少しばかり湾外側に横断ルートはふくらんだが、風・波共に穏やかで
距離を感じさせない漕艇を続け、2時間強で糸が浜沖に到着。海岸に接近すると日出・大鼻崎から杵築・熊野に亘る屏風状の壁面が千葉・房総の屏風が浦を思い起こさせる。
日豊海岸の岸壁のようでなく、堆積土砂類が波で洗われ高さ10m強の規模で滑落した?奇形壁状海岸である。(私個人の呼び名・・・)”豊後屏風が浦”・・・絶景かな!
糸が浜ビーチは干潮できれいな遠浅の砂浜が露出。海岸を散歩する人の周りをペットの犬が思い切り走り周り、見る人の心を和ませてくれる。
帰路、別府・高崎山上空に傾きかけた太陽を右手に見ながら快調にパドリング。西港港口から見る係留された貨物船の群れも鮮やかでした。


>船長、2本竿で目まぐるしく”鯖”の一本釣り

>”日出・大鼻崎”から”杵築・熊野”海岸の遠景

>”大鼻崎”に接近(その1)

>”大鼻崎”の屏風壁状海岸

>”大鼻崎”から”糸が浜”へ向かう

>絶景!・・・遠浅の”糸が浜”とカヤック

>海に浮き沈みする小岩が・・砂に聳える(ミニ)荒岩に・・・


>帰路、”高崎山”上に傾きかけた太陽

>西港帰着、正面の波止に係留された貨物船の並びが美しい!
  アップで撮れてないのが残念ですが・・・