急行系小型車の置き換えと輸送力増強のため、当時の最新技術を駆使して1963年に登場したのが7801・7901形である。当時は、阪神では異なる形式間でも編成が組めることから「系」での呼称をせず、「形」を使用していた。1971年まで増備が続き、1次車は乗降ドアが片開き、2次車では両開きになり、3次車では冷房化が図られた。後に全車冷房化されるとともに、1987年から、界磁チョッパー車に改造し、3101・3201形を中間にはさみ6両固定編成の3000系が6編成誕生した。また、1990年から3次車と7001形を界磁添加励磁制御方式に改め6両固定編成化した。紆余曲折の多かった7801・7901形も時代とともに新型車に置き換えられ、現存する車両は派生型の7861・7961形3編成のみとなっている。
模型はTOMYTEC製、鉄道コレクション。
7801形
7901形
7901形
7801形
2016.08.25 N-0124
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