2007年11月、カナダ トロントで、
シルクドソレイユを
撮影する機会がありました。
その年に生まれた出し物
"Koozå クーザ"
サンスクリット語で 『宝箱』 ・・・
撮影は、
土日を挟んで5日間連続で行いました。
独特の 化粧 を施すことにより
架空の人格を得るパフォーマーたち。
彼らが見せるのは、
超人の世界です。
生身の人間が行うことですから、
時には小さなミスもあります。
しかし、翌日のショーでは
完全に修正されていました。
また、会場を沸かせる
クラウンの言葉遣いにも配慮が ・・・
たとえば、子どもの観客が多い土日は、
下ネタがまったくなくなっていました。
カナダ モントリオールの
ストリートパフォーマーが興した
超人集団は、
サーカスの世界に
新風を巻き起こしました。
超一流のプロ!
2011年、
"Kooza クーザ" の
日本公演を観に行った時には、
パフォーマーのおよそ半分が
新しく入れ替わっていました。
極限のテクニックと、
強靭な体力が求められる
シルクドソレイユで、
第一線のパフォーマンスを
長く続けることはとても難しいそうです。
常に新しい何かを追い求めてきた
シルクドソレイユ ・・・
一昨日、そのシルクドソレイユが
破産申請に踏み切ったことを知りました。
コロナ禍 ・・・
やはり ・・・
という感じですが残念です。
突然のニュースに、彼らと過ごした
貴重な時間を思い出しました。
JFK-World