ロワール川の支流 『Maine メーヌ川 』 ・・・
その河畔にそびえる 「Chateau d'Angers アンジェ城 」 ・・・
(向かって右 左の尖塔は サン モーリス大聖堂 )
アンジェ城も
ロワール渓谷の世界遺産に含まれる名城です。
ローマ帝国が築いた砦の跡に、
歴代の領主が城を増築してきたアンジェ城 ・・・
対岸からは、
礼拝堂と城館の一部を望むことが出来ます。
Blanche de Castille
ブランシュ・ド・カスティーユ (1188年ー1252年 )
聖人となったフランス王 ルイ9世の母。
(8月5日のブログ参照 )
12才で即位したルイ9世の摂政。
現在の城壁は、
ブランシュ・ド・カスティーユの命により造営されました。
直径18メートルの堂々たる円塔は全部で17基あります。
愛息を守るためでしょうか ・・・
見るからに堅牢です。
後年カトリーヌ・ド・メディシスは、
この円塔に新たに砲台をつけるなど、
城を守るために手を加えたという逸話が残っています。
カトリーヌ・ド・メディシスもまた、有事の際には
愛息アンリ3世をこの城で守ろうとしたのでしょうか ・・・
(7月16日、17日のブログ参照 )
城壁は、さらに堀によって守られています。
この堀はいま、人々の目を楽しませています。
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