あじき路地に入って右側2軒目 ・・・
(8月8日のブログ参照 )
和紙を通したやわらかなあかりが迎えてくれるアトリエ ・・・
繊細で清楚な印象の村上 菜也子 (むらかみ さやこ ) さん
神奈川県出身。
京都の大学で染織 (せんしょく ) を学ぶ。
卒業後は光を用いた空間演出に焦点を当て、
照明作家として京都をベースに全国的に活動。
ホテルのワンフロアすべての照明制作や、
種々イベントの空間演出など幅広く活躍する。
月が照らし出した世界に広がる原風景を表現したい ・・・
村上さんのそんな思いから、
アトリエの名前は 「月あかり 」 ・・・
村上さんがあじき路地をアトリエにしたのは2008年 ・・・
ここは、やわらかなあかりのある空間を
体験してもうらうための展示室、という位置づけだそうです。
村上さんの作品 ・・・
これは、
平等院の 『雲中供養菩薩 』 をイメージしています。
(京都 宇治の平等院 『雲中供養菩薩 』 )
和紙への描画 ・・・
造形物の制作 ・・・
村上さんの創作は多岐にわたります。
「月あかり 」 に漂うアロマ ・・・
村上さんの手づくりアロマキャンドルです。
ろうそくの火はもっともプリミティブなあかり ・・・
ということでしょうか。
これは、鴨川の香り ・・・
路地の香りも ・・・
京都について、
村上さんはこんな風に語ってくださいました。
『街角の小さな日常風景の中にとけ込んでいるしつらえに
京都人の心意気を感じ、
四季折々の景色や行事に触れていることで
たくさんの創作意欲やイメージをもらっている。 』
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