TBSは2度死ぬのか・②の続きです。
報道特集の冒頭で司会の金平茂紀キャスターから元政治部記者による民事裁判の判決に対してのコメントがありました。生憎、その映像を見逃してしまったのですが、Twitterのタイムライン上では発言をしている様子が幾つも載せられていました。
おそらく、局の上層部から何らかの圧力はあったと想像できます。本当ならば厳しい内容になっても全く不思議ではない筈なのに、それを無視して踏み込めば番組そのものの将来に危険が及ぶ可能性が高かったのでしょう。金平キャスターとしては相当に悔しかったと思います。#報道特集
— 但馬問屋 (@wanpakuten) December 21, 2019
金平茂紀氏
「TBSの元ワシントン支局長が就職希望の伊藤詩織さんに性暴力を働いたとして、損害賠償を求められていた裁判で、詩織さんに全面勝訴の判決が出ました。世界的な広がりを見せる #MeToo 運動とも繋がる画期的な出来事です。いつの日かこの問題を取り上げたいと私は思っています」 pic.twitter.com/19MIwM9gTJ
先のブログ内ではTBSが黙りを決め込むことは2度目の死に繋がると書きました。もっと踏み込んで発言するべきだとも書きました。そこから捉えれば物足りなさは拭えませんが、黙りを決め込まなかったことは評価できます。
昨今の歪んだ政治の在り方に対してメディアが真っ当な立場に立っていないのは本当に情けない限りです。勿論、全部が全部だと思いませんが、こんな状態が永遠に続く筈もなく、いつか必ずツケを精算する時がきます。
そこから再び本来の役目に戻るには幾多の試練が待ち構えています。下手すれば、否、一度は本当に全てを解体して更地からやり直すべき行いをしてきた訳ですから仕方がありません。
同時に、国民も相当な意識改革を迫られます。社会の実権を平成世代が握ることになれば尚更ですが、やはり政治に対する関心の低さの極みが現代の有様なんですから、その軌道修正は絶対にやらなければなりません😔 。