記事の中では数ヶ月も見つからなかったとありますから、如何に普段からの利用頻度が低かったか判断できますね。【捜査中】公園で“人の手”見つかる 秋田・にかほ市https://t.co/iPomhqFNQE
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 2, 2020
見つかったのは手首から指先の部分で、血が出ている状態ではなく、指輪などはつけていなかったという。警察が鑑定を進めている。 pic.twitter.com/aVU7FIuFP3
私は秋田県にかほ市にも東北地方にも赴いたことがないので想像ですが、例えば冬の寒い時期に遺棄された場合ならば、況してや雪が多いとなれば、周辺に人家がないとなれば格好の“棄て場所”となる訳です。
軈て春が訪れても雪解けを終えるまでは利用は勿論のこと清掃すらできません。そうこうしているうちに手は臭いを出さずに白蝋化していったのではないでしょうか。
そんな中で今年は春先から新型コロナウイルスの影響で生活スタイルを根底から見直さなければならなくなりました。兎に角、人との接触を極力減らすという判断が国や自治体から出れば、当然ですが人々は外出する行動は控えるので更に公園の利用頻度は減ります。
漸く外出や行動の制限が緩められても季節は既に中秋から晩秋ないし初冬へと向かう頃。ここで今年の利用の後片付けをして来年に備えましょう……となった段になって初めて発見に至ったと思います。
秋田県は殆どの地域が豪雪地帯ですから除雪車が走行しますが、それはあくまでも【生きていく為の除雪】であって、周辺に民家がない且つ利用できない公園の周辺は除雪されないのが普通でしょう。
勿論、そんな中へ手を棄てに行くという行動もどうなのかと思いますが、それができたのであれば地域や気候の特色を熟知している人間が関与していると思います。
たとえ白蝋化していても今年の発見であればDNA鑑定も十分に可能ではないでしょうか。然し乍ら、果たして何処まで手を失ったとされる人物に辿り着けるのか疑問です。早急に他の部位を探し出せれば展開も見込めますが、先述した様に季節は秋から冬へと向かおうとしています。このまま探し出せず越冬越年すれば他の部位が更に白蝋化する訳ですから相当骨が折れると想像できます。
事件の中には早急に解決するものも当然ありますが、未だに解決していないものも相当にある訳です。また、よくよく調べてみたら事件なのに、その徴候すら隠蔽されているケースも相当あると思うのです。特に地方の過疎化したところは完全に地域としての機能が死んでいるので滅多に巡回もされません。勿論、住人が僅かにでも住んでいれば誰かしら訪れるでしょうが、それでも地域全体を見回るなんて殆どない訳ですから格好の犯罪場所にもなってしまいます。
今後ますます人口が減り、若い世代も自分たちのことで手一杯になれば機能が死んだ地域は半永久的に放置され、そこで何があったとしても発見されない可能性は増すばかりです。残念ですが、それを戦後の日本人は(結果的に)選択したのですから仕方がありません🙄。