この報道を読んでみた人の感想の中に“空き家対策として良いのではないか”というものがあったけれど、確かに売れに売れない物件を放置して犯罪による死体の隠し場所にされるよりは、きちんとした手続きを経た上で遺体安置の場として使用した方が遥かに賢明だと思います。【民泊で遺体一時保管 住民苦情】https://t.co/4zyXJdNyDD
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 12, 2021
大阪市住吉区の一戸建てで民泊を行っている事業者がこの住宅で遺体を一時的に預かり、近隣住民からの苦情が市に寄せられていることが判明。聞き取りに対し、事業者は「コロナで民泊が厳しくなり、遺体を月2、3体預かるようになった」。
とにかく人目がつかなくなることこそ犯罪者に対して隙を与えてしまう訳ですから、たとえ遺体安置所であっても常に人の監視の目が光っているという意識にすれば状況は変わってくるのではないでしょうか。
そもそも本来の状態であれば遺体安置所を住宅で代用せずとも病院や葬儀施設の中だけで対応できたと思うんですが、やはり新型コロナウイルスの存在が老若男女問わず死期を早めるので追いつかなくなっていると思うんです。況してや日本政府の対応の稚拙さを加味すれば今後も激増する可能性が高いのですから、こうして早い段階で方法を確立するべきだと思うんです。
アメリカでは遺体の管理が追いつかずにトラックに入れるなどの現実があるそうですが、日本だって検査数を極端に抑えている現実を鑑みれば全く感染していない人を探す方が困難で、もう全国民が感染していても(発症していないだけで)不思議ではないと思うんです。
となれば、ある日を境にアメリカ並に死者が増えることも有り得る訳で、そうなったら住宅での安置でさえ厳しくなるでしょう。既に少子高齢化によって若い世代が少ないだけに、その世代でさえも否応なしに感染して亡くなるとなれば余計にマンパワーが不足してしまうんです。
ワクチンが開発されたとはいえ、その効力は未知数です。真っ先にワクチン接種を実現させると宣言したアメリカでさえ新たな給付金の為の予算を200兆円も組んだのですから、まだまだトンネルの出口は見えていないんです。
節目の2020年から始まった新型コロナウイルスの問題。人類の存亡を問う現実に全世界が頭を悩ませています。それを考えれば日本も政治を変えて真剣に対応できる政治家を選ばねばなりませんが、それすらも覚束ない有様です😩。