斯く語りき

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教習所の責任も重いでしょう

2019-03-16 23:45:00 | 社会部

高3男子運転の車にはねられ男性死亡 神奈川

教習所に通うと、必ず性格診断テストをします。今から30年前に免許を取得した私の時でさえ性格診断テストはありましたから、コンピューターが発達した現代では相当深い部分まで診断できるシステムがあると思っています。

それから想像するに、いったい彼は診断結果で如何なるものが出ていたのでしょう。慎重さが足りないという結果が出ていたのではないのではありませんか?

確かに免許を取得したばかりであれば運転に不慣れさがあるのは避けられません。経験がモノを言うだけに、それが少なければ焦りが出ることもあるでしょう。

然し乍ら、その時の対処方法に行き着くまでの慎重さがあれば、その場を上手く凌げる筈なのです。況してや最近の自動車はオートマチックが当たり前なんですからクラッチを切る操作がありません。勿論、ブレーキ操作が重要になってきますが、それでも慎重さがあれば切り抜けられる筈です。だからこそ教習所で卒検に合格し、免許試験場での学科試験をパスできた訳ですから。

ただ、こうして彼は死亡事故を起こしてしまいました。もう彼の人生は詰んだと同じでしょう。

こうした最悪の事態に陥らない為にも診断結果が大切であり、それによっては取得させない法律も必要だと思うのです。

例えば教習所での初日の診断結果で【将来的な問題あり】と判断されたら取得を諦めさせるべきです。それでも取得したいのであれば授業料を高額にし、通常の教習課程よりも多い回数の診断を受けさせる誓約書にサインさせるくらいの対策が必要だと思います。ただ、そこまでしても問題ありという結果が出たら取得は不可能の烙印を押すしかありません。勿論、授業料などの返還は不要です。

兎に角、免許試験場で免許を得た段階から大きな責任を背負うのです。それなのに判断が甘かったり著しい問題がある人間が同じ様に合格して社会に飛び出していくのは避けるべきなんです