父親の責任が最も重いといえますね

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-190617X018　日が経つにつれて背景が明らかになっていきますが、今回の件は父親の責任が最も重いと思います。日刊ゲンダイの記事では犯人である息子は母親と東京で暮らしていたそうですが、同じ国内且つ新幹線で数時間の距離とはいえ、精神的な病を抱えた息子を普段から父親自身の目の届く範囲内（関西）に住まわせておかなかったことが事件に繋がったと思います。

息子が如何に精神的な病気になってしまったのか判りませんが、自衛隊に入隊してから僅かで除隊しているとなると端から自衛隊員になるつもりがなかったのではないでしょうか。また、その後の経緯をみても、本人ではなく家族の意向を第一に職を転々としていたのではないでしょうか。

文中の供述内容にしても、本人の気持ちや考え方を無視して強制させた結果、自我が崩壊してしまった故かと想像します。

やはり人間は十人十色なだけに、いくら血が繋がっていても親と同じ道を歩むとは限りません。それを無視して強制すれば、そうでありたくない気持ちとの板挟みになって心が崩壊してしまいます。勿論、きちんと親の後を継ぐ人もいますが、その殆どが強制ではなく“本人が自ら選んだ結果”ではないでしょうか。

もし何も干渉せず、本人の自由に任せていたら、全然違った人生になっていたと思います。

今回の件で父親は自分の教育方針が間違っていたと痛感したでしょうが、ハッキリ言って遅すぎですし取り返しがつきません。被害に遭った警察官の命が失われずに済んだものの、仕出かした罪は相当に重いです。また、父親と母親の親類縁者にも謂れのない制裁が待ち構えています。たった一度の過ちが一族を崩壊させることに繋がるのです。