この事件は長らくミステリーの部類に入っていました。兎に角、忽然と姿を消してしまったので、警察が丹念に調べても手に負えなかった案件でした。【発見】伏木富山港・海底の軽乗用車から複数の人骨、96年から不明の女性2人かhttps://t.co/XMFzuQG2CV
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 4, 2020
2人は同年5月5日、それぞれの家族に「同県魚津市の坪野鉱泉に肝試しに行く」と伝えて車で出発。その後、友人に「魚津にいる」とポケベルで知らせたのを最後に行方が分からなくなった。
記事の中で海中から発見されたとありますが、恐らくハンドル操作を誤って落下してしまったのでしょう。当時19歳となれば、まだ免許を取得して間もない頃です。況してや肝試しと称して敢えて辺鄙な場所へと赴いたのですから、その途中の何処かで判断を誤ったと思われます。
当時にはナビゲーションもあったと思いますが、とても今と比べたら御粗末な代物だったでしょう。勿論、普及率も低かったのであれば搭載していなかった可能性もありますし、ますます技量不足や知識不足、経験不足が仇となってしまったと考えられます。
そもそもが辺鄙な場所で、ハンドル操作を誤って滑り落ちたのに警察の捜索で何も手掛かりが発見できなかったのであれば、本当に死角の様な場所からだったと思います。
例えば、この件の他にも実は違った展開になっていたことがあります。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)による拉致被害者の件でも、当初は特定失踪者とされていたことが最近になって渡航歴もなく当初から日本国内で生きていたという話が出てきています。
そこから考えると、世の中に五万と存在するという失踪者の問題は、警察の手が及ばない意外な場所で暮らしている可能性が出てくる訳です。勿論、失踪者に限らず指名手配犯が未だに捕まらないという問題も、何らかの偶然が重なった結果、逃げることと時間を稼ぐことができてしまったのではないでしょうか。
その顕著な例が徳島・淡路父子放火殺人事件で、指名手配されていた小池俊一容疑者は長らく逃げていて最期は病死したものの、もし葬儀会社の人間が不審に思わなかったら完全に逃げ切ってしまった結末でした(然しながら、生きているうちに警察に逮捕されなかったのですから彼の逃げ切り勝ちともいえます)。
様々な人が日々暮らしている中で、況してや事件の風化を起こしやすい国民性が加味してしまうと、逃げ切れる人は何処までも逃げ切ってしまいます。勿論、ちょっとしたミスで発見・保護されたり逮捕されたりする場合もありますが、それでも逃れてしまう人もいるのですから判らないものです😞 。