斯く語りき

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【晩節を汚す】とは、まさしくこのこと

2017-11-27 20:45:00 | 社会部
ベルト拒否、着用促したCA蹴った容疑…男逮捕

齢70にして何をやっているんでしょうね。所謂“酒癖が悪い典型”なのですが、70歳であれば遥か前に周囲から指摘されていた筈です。そこで気を付けるという意識が働かなかったのでしょうか。自宅では深酒しても、公共の場では飲まないという意識は働かなかったのでしょうね。

まぁ、こんなことをしてしまうのですから酒に飲まれてしまう性格だということが伺えます。これが最も質が悪いのですが。

航空会社側も客室乗務員の病院での診断書や同乗していた他の客室乗務員からの証言も出揃っていることかと思います。そうでなければ逮捕という手段にはならないでしょうから。

過去にも同様のことは沢山あったことでしょう。いくら機内での飲酒が禁止でないとはいえ、個々の酒癖は飲酒するまで判らないのですから困ったものです。何か良い方法があれば無駄な神経を働かせなくて済むのですが。

思い切って機内での飲酒を一切禁止にすることも一理あると思うのですがね。今回は着陸後のことでしたから大事には至らなかったものの、これが上空であったら悶着の収束を図るのは大変だった筈です。同乗している他の利用客にしてみれば(この時は)降りるから騒動も我慢できたでしょうが、上空であれば身動きが取れないのですから相当なストレスになっていたでしょう。

さて、この男性は弁護士を呼べば無罪放免になると思っているのでしょうか。酔っていたから記憶がなく、それを弁護士に丁寧に説明させれば釈放されると考えているのでしょうか。だとすれば相当な自惚れ屋だと思います。

そろそろ機内で暴行を働いた場合は素面・泥酔を問わず厳しい罰が待っていると大々的に報じるべきではないでしょうか。小さな記事にしてしまった儘では再び同じことが繰り返されるだけなのですから