現時点でも線状降水帯の影響で激しい雨が降り続く九州。既に先日の大雨によって大きな被害と死傷者を出している中での再来は、ちょっとやそっとでの復興が難しくなっていると思わざるを得ません。況してや梅雨が開けたとしても台風のシーズンが間近に控えているのですから尚更です。
例えば先日の大雨による浸水で多くの住人の足である乗用車が水没しました。この部分を切り取っただけでも、いったい何処まで保険などで取り戻すことができるのか判りません。当然ですが保険会社としても集中したら対応に限界が来るでしょうし、今後の展開によっては破綻するかもしれません。
そうなると最悪は生活の拠点にはできないという苦渋の決断をしなければならなくなると思います。特に若い世代は断腸の思いで故郷を捨てるかもしれません。得られる糧よりもリスクの方が大きかったら、どれだけ故郷に愛着があっても難しくなるのは当然の成り行きでしょう。
そんな九州に限らず、もう日本には活力が残っていません。僅かな災害でも多くのものを失い、更に活力を失うという悪循環に陥ってしまっています。況してや現在の政治では国民を救うという意識がないので落ちる一方です。
然し乍ら、この選択をしたのは誰あろう有権者です。安易な決断や棄権によって救わない政治を選んでしまったんです。きちんと想像力を保持し、おかしな政治をさせない政治家を育てて送り込まなかった結果なんです。
これだけ故郷が酷い状態になっても満足に手を差し伸べてくれないことを嘆くならば、次の国政選挙で現在の与党を解党ではなく解体にまで追い込まなければなりません。ハッキリ言って次が現状から復帰できる可能性を残す最後のチャンスです。これを見逃せば国民は徹底的に痛め付けられます。
ここでは何度も書いていますが、政治は現在のことだけではないんです。未来を含めた政治を捉えて投票行動し、普段の動きを監視するものなんです。日本の何処を探してもヒーローもスーパーマンもいません。あれは全て架空のものであり、現実は国民(有権者)が成し遂げていくものなんです。それに気が付いて下さい😩 。