斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

親の側にも罰則規定があってもよいのではないでしょうか

2019-03-12 20:30:00 | 社会部

山梨の18歳、「王子様」改名 キラキラネームに疑問、家裁許可

例えば唯一無二の存在であってほしいのであれば『唯』と書いて“ただし”にすることもできた訳です。彼は肇という名前を選んだ様ですが、その肇も“ただし”と読めるので彼も親の思いを汲んで其れなりに考えたと思います。然し乍ら、18歳という年齢に其処までさせてしまったことは親としては恥ずかしいことだと思います。どうして最初から高齢になっても恥ずかしくない名前を考えなかったのでしょう。

血は繋がっていても一人の人間です。これから先の人生は彼が決めることであり、親が介入するべきことではない筈です。勿論、人生の先輩として相談することはあるでしょうが、それでも最終的な決断は彼がすることです。その中で親の一時的な妄想によって標されたもので不利益を被るのは間違いだと思います。

今回の件が今後に大きな道筋をつけてくれたと思いますね。間違いなく同様の裁判が全国的に起きるでしょう。その時に如何にキラキラネームが多く付けられていたかを知ることになりそうです。

現行法では役所が受理すれば正式な名前になりますが、このままでは永遠にキラキラネームは減りません。必ず誰かが苦しむことになります。改名するには家庭裁判所に申し立てをし、そこで判断を仰ぐ訳ですが、今回の様に不適当と判断されたとなれば、それだけのことを子供にさせてしまった親の側にも罰則規定を設けるべきではないでしょうか。

勿論、それなりの理由がなければ改名はできませんから誰もが行えるものではありませんし、罰則にしても裁判費用を負担する程度の軽いものでよいと思います。要は【名付けの際には浮かれないで真剣に考えなさいよ】という戒め程度でよいと思います