斯く語りき

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怪我や病気を防ぐには、やはり定期的な給付が必要です~岡江久美子さんの死去から思うこと~

2020-04-24 03:45:00 | 社会部
まさかの訃報でした。最近ちょっと見かけていなかったとはいえ、まさか乳癌の手術をしていたとは思いませんでしたし、まさか新型コロナウイルスで亡くなるとも思っていませんでした。

斯く言う私も部分的な切除ですが全身麻酔による悪性腫瘍の手術を経験しているので術後の経過観察が大変なのは理解しています。岡江さんは乳癌ですから摘出手術でしょうし、その後の経過観察は私以上に大変だったと思うのです。

とにかく点滴をガンガンと入れられました。3~4日間は途中から頻度の違いが出てきたとはいえ、ひっきりなしに点滴を入れられました。やはり切除であれ傷が或る程度に落ち着くまでは慎重な行動になるんです。

勿論、点滴が終わっても抜糸が終わっても、当初14日間だったのを9日間で退院した後も毎月一度は通院しました。その間には転移状況を調べる為のMRI検査もありました。3年目か4年目くらいから通院も頻度が減って、3~4か月に一度とかになりました。あくまでも経過が良好だったからこそ実現できた話なんですが。

もし岡江さんも手術がなければ命を落とすことはなかったかもしれません。勿論、癌であれば進行具合による判断が加味されたでしょうが、やはり抵抗力が落ちている最中に罹患してしまったことが致命的だったとしか思えません。本当に残念でなりません。

こうして度重なる芸能人の訃報を耳にすると、昨今の病院の現状をも加味すれば、可能な限り怪我や病気をしない様に注意するしかないと思うのです。確か志村けんさんも肺を患った経緯があったことが罹患を招いたとありますが、とにかく抵抗力を下げることを避けなければならないでしょう。

そうなると日々の生活を安定させなければなりません。それには固定且つ定期的な給付がなければ到底実現できません。やっとのことで政府は給付を実施することになりましたが、既に経済活動が縮小されてから1か月が経つ中で家賃や各種支払いを抱えた人たちにとっては全然足りないのが現実です。

いざ腹を括って仕事の為に外出をしたところに家族が怪我や病気になってしまったら相当なリスクを抱えてしまいます。下手すれば一家全滅だって有り得る話です。

たとえ政府が当てにならないとはいえ、腐っても現在の政府です。口が酸っぱくなる程に給付の継続を訴えるしかないでしょう😞