あれだけ連日の様に政治家に好き勝手されるのが気に食わないといっておきながら、その気持ちが投票行動に現れなかったら何の意味もないんです。どうして投票に行かないのでしょうか。行動しなければ千里の道の一歩が踏み出せないんですよ。統一地方選前半戦 投票率、過去最低の可能性 - 毎日新聞 https://t.co/uadeIrkdml
— 毎日新聞 (@mainichi) 2019年4月7日
確かに国政とは違いますが、でもよく考えて下さい。自治体の選挙にも与党系と野党系の候補者がいて、そこで与党系の候補者が当選したら政権与党としては“この地域の賛同は得られた”と解釈されるんです。
そもそも選挙に気の抜けるものは一切ありません。全てに真剣さが必要なんです。気を抜いたら、そこから瓦解が始まり、その行き着く先は腐敗と堕落であり、それこそが現在の日本なのですから。
報道では与党系の候補者の落選が相次ぎ政権に打撃を与えている様ですが、それが其のとおりであったとしても政権が引っ繰り返るまでには至りません。彼らとしては石に躓いた程度でしょう。
政権を青ざめさせるには地方であれ国政であれ投票率が最低でも70%には至らないとダメです。所謂『組織票』の効果が出にくくなるのですから、それに頼るしかない政党は吹き飛びます。当然、単独過半数が取れない故に連立政権になっている政党も道連れになる訳です。
然し乍ら、いざ吹き飛ばしても、そこから次なる政権を樹立させる段になっても茨の道が続きます。どれだけ投票に関心が向かっても政治家を育てることにも意識が向かわなければ烏合の衆になり簡単に瓦解してしまいます。せっかく政治を変える選択をしても簡単に元の木阿弥では下野した側に政権を奪われ悪夢を再び見る羽目になります。
現状を打破するには世代を跨いで長期的な視野で相対するしかありません。ここまで来てしまった以上、取り戻すのは気の遠くなる程の時間が必要です。然し乍ら、それでも国を変えるには、子孫が困らない様にするには歩みを止めてはダメなんです。