ドライブレコーダーの登場は、それまで人間の記憶だけに頼っていた話を正確に記録することで、曖昧さや嘘ができない様になりました。瞬間の殆どが映像の中から判断できる様になったのです。
つい先日の暴走事故の瞬間は信号待ちをしていた第三者の自動車に搭載されたレコーダーから撮影されたものですが、きちんと瞬間を記録することで報道内容の正確さと衝撃度合いが明らかにされた訳です。
こうなるとドライブレコーダーを新車でも標準搭載にするべきだと思うのです。中古でも搭載を義務付ける様に法律で制定しても良い、否、法律にしなければならないでしょう。
今回の件も、いったい女性が何故あの場所にいたのか、いったい女性の意識は明確なものだったのかを明らかにする為にもドライブレコーダーの映像が必要な筈です。
報道内容には相手の男性を逮捕したとは記していないので、もしかしたらドライブレコーダーの映像の解析を待っているのかもしれません。
然し乍ら、高速道路で人が歩いていることは明らかに異常であり、女性の年齢を考えても認知症だった可能性は高いと思います。況してや飛び出してきたのであれば状況を把握していなかったと想像できますから尚更でしょう。
これからは報道記事の中に『ドライブレコーダーの内容を確認中』という記述が増えていくべきだと思います。