そもそも今回の問題はドコモ側の見込みの甘さが背景にあると思います。実際に起きた問題の手口を見たら、その余りの御粗末ぶりが明らかになっていて、とても通信キャリアを代表する企業の行いとは思えない不手際です。【ドコモ過去対応に銀行不信感】https://t.co/hs1mfr8PFD
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 13, 2020
ドコモ口座の不正引き出し問題で、ドコモ側が今回と同様の手口による被害が昨年発生していたことを把握しながら、提携する銀行への通知を徹底していなかったことが分かった。複数の地方銀行は不信感を募らせている。
ハッキリ言って、金融商品の取り扱いの【経験値】はドコモと銀行では雲泥の差があります。本来ならドコモ主導ではなく銀行が主導権を握っていなければならない筈です。
ところが実際はドコモを大々的に宣伝して、銀行の存在を二の次にしていた訳ですし、そこへ持ってきてドコモが重要な情報を伝えていなかったとなれば、銀行側が不信感を募らせるのは当然の成り行きではないでしょうか。
やはり金融という代物は経験則が重要だと思います。間違いや不手際が大きな問題に直結するだけに、きちんとした経験値が必要だと思うのです。
そんな経験則を度外視し、自分たちの利益を最優先した経営陣は到底許されるものではありませんし、今後に於いて金融商品を扱うべきではないとも思うのです。
然しながら、ドコモ側には今回の件を重く受け止める気がない様で、被害額への補償はするものの、金融商品は継続する様です。これで最も割を喰うのはショップなどの現場で、殆ど強制的に頭を下げ罵詈雑言を聞かされる羽目になります。
きちんと謝罪し、２度と金融商品は扱わないという潔さがあれば現場で働く人たちも多少は救われるでしょうし、その好印象が新規の顧客獲得へ繋がると思うのですが、真逆のことをしている有様です。良からぬ展開にならなければよいのですが……😩。