日刊ゲンダイの記事に拠れば、その時の機内の様子が動画で残されているとのことで、それがある以上、彼が何を言っても無駄だと思います。況してや1000万円という途方もない金額の賠償を請求される可能性が高いとのことですから、どれだけ他の取材で弁明しても虚しく映るだけではないでしょうか。【マスク拒否「搭乗前要請なし」】https://t.co/pLuUg84hVE
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 12, 2020
ピーチ・アビエーション機内でマスク着用を拒否し、客室乗務員を威圧したとして新潟空港で降ろされた30代男性が取材に応じた。「搭乗前にマスクの着用要請がなく、機内で初めて指摘された」。
飛行機に乗ったことが一度もない私でも、飛行機という乗り物は途中で降りることが簡単でないのは承知しています。電車やバスの様に駅や停留所が幾つもあれば話は別ですが、空中ともなれば設置そのものが不可能ですし、その度に地上に降りるしか術がありません。
また、電車の様に架線から電力供給を受けられないのですから機体が持つ燃料だけで全てを賄わなければならない訳で、バスや自動車もガスで動くとはいえ飛行機の場合は給油所が幾つもある訳でもないんです。当然、飛行場しか燃料を補給できる場所はなく、その飛行場だって無闇矢鱈と立ち寄ることができない訳です。
そんな厳しい環境の中で大勢の命を預かる機長の身になれば、搭乗前から良からぬ雰囲気が漂っていれば対処せざるを得ません。これまでに幾度もトラブルやハイジャックによって最悪の結末を迎えた歴史を持つ飛行機なのですから、ちょっとしたことであっても適切且つ厳しく対処するのは当然でしょう。
彼はマスクができない病気を持っている云々と話している様ですが、他方では言い分の内容がバラバラになっているとのことで、いったい何処まで信用できるか判りません。こうした人間は扱いが本当に厄介でしょうね。おそらく精神的な不安定さを抱えていると思いますが、世の中には紙一重で見た目では判らないタイプが結構いるんですよ。
北陸の工場で期間工員として働いていた頃の話ですが、そこには全国から出稼ぎにやってきていました。比率としては北海道と沖縄が圧倒的で、それ以外は少数という状態でした。
働く理由としては地元で満足な職が見つからないが最もなのですが、中には【見た目は普通でも真艫な精神状態でないから普通の企業で働かせることができない】というタイプもいるんです。本当に紙一重の精神状態で、いつそれが爆発するか判らないという正しく“地雷源”の様なタイプがやってくるんです。
彼も一方的な思い込みでマスクを拒否した様ですが、やはり当時も思い込みで勝手に爆発して強制送還された人間がいました。そもそも北陸という(言葉が悪いですが)僻地にホストやジャニーズ系の顔立ちをした人間が期間工員として働きにきていたことからして怪しかったんですが、やはり紙一重でした。
今後、冒頭で記した様に賠償問題に発展した時に彼に支払い能力があるのか否かが焦点になりそうですね。こうした人間だと場合によっては精神鑑定で支払い能力がないと診断されかねませんから。
おそらく今回の件を教訓に、各航空会社は厳しい対策に出ると思います。況してや格安航空会社ともなれば一度の歯車の狂いが企業生命を終わらせてしまいかねないだけに尚更でしょうね😩。