ブライアン・マッキャン選手が所属していたアトランタ・ブレーブスは地区シリーズでセントルイス・カージナルスに敗れて今シーズンを終えました。その敗戦を以て彼は現役引退を発表した訳ですが、同じく今季を以て現役を引退すると公言していた読売ジャイアンツの阿部慎之助選手も日本シリーズの終了で選手生活を終えた訳です。ブレーブスのスター捕手ブライアン・マッキャンが、チームのプレーオフ敗退直後に15年のMLB生活に終止符を打つことを発表しました。https://t.co/obeMMkOuGX pic.twitter.com/xcTBoXuPTh
— MLB Japan (@MLBJapan) October 10, 2019
然し乍ら、彼の現役最後の年の日本シリーズを優勝で飾ることができませんでした。まさかの4連敗という屈辱です。
まだ優勝して終えたのであれば本拠地ですし胴上げも由としましょう。ところが現実は屈辱的な敗戦をした訳です。そんな中で胴上げなんてできるでしょうか。況してや優勝した福岡ソフトバンクホークスの選手たちを交えてです。いくらなんでもそれはないでしょうというのが私の気持ちです。
そもそも来年のオープン戦の何処かで引退セレモニーが予定されている筈です。況してや彼と同じく引退を宣言すると同時に選手生活に見切りをつけた上原浩治氏と一緒にセレモニーがあって当然な筈です。否、それくらいの功績を残してきたのですからあって当然でしょう。
そこから考えれば、日本シリーズで胴上げをするべきではなかったと思うのです。翌日のスポーツ新聞の一面がどうだったのかは知りませんが、恐らくスポーツ報知であれば彼の胴上げを一面に載せていたと思います。確かに報知新聞ですから読売ジャイアンツがメインになって当然かもしれませんが、読者の中にはパ・リーグの応援チームをソフトバンクにしている人だっているかもしれないのに、その晴れの舞台を完敗したチームの選手の胴上げと一緒にされて嬉しいでしょうか。
広義で捉えれば同じ“プロ野球選手”という括りにはなるでしょうが、それでも日本シリーズという大舞台で引退する相手チームの選手の胴上げをするのは間違っていると強く思います😩 。