未だに何ら手掛かりが見つからない現実は母親としても辛いと思いますし、同時に情報が集まらないことによる事件の風化が大きな焦りにも繋がるとも思います。山梨で不明になった女児、8歳の誕生日迎える…感染拡大で母親のチラシ配布難しくhttps://t.co/4YLVmmsLZn#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) May 13, 2020
そんな中で、一昨日ですが福岡県で2歳の幼児が交通量の多い道路を彷徨っているのを変だと思った小学校の女性教諭が助けたことに対する感謝状を警察が出したという報道がありました。
勿論、山の中と町中では基本的な状況が違いますから一概に言えない部分もありますが、保護したのが女性で学校の先生だったということに焦点を当ててみると、行方不明事件の奥の深さ、闇の濃さを感じずにはいられないと思うのです。
もし保護したのが男性だったら、極々普通の男性だったら、果たして警察は感謝状を出すという展開までを素直に進められたでしょうか。昨今の極端な不審者扱いの現実を鑑みれば、絶対にそうなったとは言えないと思うのです。
この現実を行方不明事件に照らし合わせてみた場合、仮に何処かの誰かが(男性女性・独身既婚問わず)何らかの情報を持っていたとしても、いざ其れを提供した際の警察や周囲、インターネットでの扱いを厳重にできる保証や保護が何1つない中では出したくても出せないと思うのです。
そこから考えれば、昨今の不審者扱いの現実を改めるしか術はないと思うのです。確かに不審者による事件があるだけに親御さんが心配するのは理解しますが、それが余りにも一方的であったり偏ったものでは信頼関係なんて到底得られず、いざ事件が起きてしまった時に報復として黙りを決め込まれてしまうと思うのです。
最近の日本はテクノロジーに重きを起きすぎて人間が本来持つ勘を鈍らせていると思います。どれが怪しくて何が怪しくないかは日々の生身の人間同士の行動や言動による経験値を上げていかないことには研ぎ澄まされません。なんでも気に入らなければ不審者では互助の精神なんて備わりませんし、ますます泥沼に嵌ってしまうだけです。
軈て訪れる平成世代が中心となる社会で相互の関係性が正しくないと喧嘩や殺人を繰り返す殺伐とした結末しかやってこないでしょう。早々に改善に向けて動き出すべきです😔 。