斯く語りき

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まるで“老人の品評会”なアメリカ大統領選挙

2020-02-22 04:00:00 | 世界関連
2期目を狙う現職のドナルド・トランプ大統領に対して、その立候補者の面々を見ると、

バラク・オバマ政権の時に副大統領を務めたジョー・バイデン氏、
バーニー・サンダース氏、
エリザベス・ウォーレン氏、
元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏

などが支持率の上位を占めているのだけれど、そんな彼らに共通するのは
😱 【70歳代】😱 
だということ。

特にバイデン氏やブルームバーグ氏は共に78歳という年齢で、現職よりも高齢になっている。どれだけアメリカ人がタフであるとはいえ、流石に70歳を越えてくると老人の雰囲気は隠せない。

ところが、それでも高い支持率を誇るとなると、その背景には“絶対に揺るがない何か”がなければならない。

日本の様に国会の席で居眠りをしている様な老耄とは比較にならない程に生き生きと連日に渡って選挙活動を続けているから凄い。

勿論、それに裏付けることができるだけの立派な実績を残している。ウォーレン氏は9年程度だけれど、バイデン氏は半世紀以上、サンダース氏も30年、ブルームバーグ氏も市長や議員としての活動を含めると20年以上もの政治家としての経験がある。

とても日本では20年も議員をやっていれば老害や賞味期限切れと揶揄されるのがオチな世界なのに、これだけ長く続けてきたということは、それ相当な実績がなければ有り得ない。ロクに仕事もしないで肩書を盾に踏ん反り返っているだけだったら、とっくの昔に暗殺されている。

ただ、70歳を越えた彼らに未来を託すことが本当にアメリカのプラスになるのかと思ってしまう。任期中に突然アルツハイマーを発症して変な行動に出ないかと、他国から見ていてもハラハラしてしまう。

正直、真剣にアメリカのことを考えるのであれば、やはり最高でも60歳までの大統領でないと世界の動きについていけない気がしてならない。ビル・クリントン元大統領やジョージ・W・ブッシュ元大統領、オバマ前大統領くらいの年齢でないと舵取りが満足にできないのではないかと思ってしまう。

まぁ、内政干渉だと言われてしまえばそれまでかもしれないけれど、日本は在日米軍を抱えている身でもあるし、今後の関係にも大きな影響があるだけに他人事とは思えない😞