【中2刺殺 以前からトラブルか】https://t.co/FiFUS0cQRt
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年7月8日
埼玉県所沢市で中学2年生が刺殺された事件で、逮捕された同級生の少年が、以前からトラブルがあったことをほのめかす話をしていることが分かった。少年は「教科書のことでけんかになった」とも話しているという。
先日の事件が起きたばかりの際にも書きましたが、こうして後日談が出てきたことで“やはり(事件に繋がる)伏線があったんだ”と思いました。
確かに最近の子供たちには堪え性がないと云われますが、やはり火のない所に煙は立たない訳ですから、況してや長期間に渡るイジメが根底にあったとしたら、その理由が些細なことであっても感情が爆発してしまうのは避けられないでしょう。否、あの日まで学校側が親身に対応してこなかったのであれば、あの日が限界だったかもしれません。
殺害された側の親御さんの憤りは当然だと思いますが、加害者側からトラブルがあったと担任に報告があった時点で双方の親御さんにも状況を説明する必要があった筈です。たとえ過去にトラブルがなかった、その様に見えなかったといっても、この年齢の行動パターンとして表向きは平静を装うことが多い訳ですから、多少なりとも話だけは伝えておくべきだったと思います。
今回の事件を含め、過去に沢山の出来事があり、その度に最悪の結末を迎えてきたのに一向に直る方向に向かいません。もう学校というシステムや教員の組織が時代に適合していないのは明らかです。然し乍ら即座に解体してやり直すのは弊害が多いですから、学校という枠に囚われないシステムが必要だと思うのです。
アメリカでは学校に通わず家庭教師を雇って勉強する方法がある(但し一定の試験に合格する必要がある)そうですが、日本も学校に通わずに家庭教師から学ぶという選択肢があっても良いと思うのです。
例えば高校や大学は後からでも入学することが可能ですが、その為の勉強は自宅で行うことがメインです。中にはゼミに通う人もいますが、自由度は学校より遥かに高いです。勿論、義務教育とは大義名分が違いますが、だからといって学校に通うことが全てに於いてプラスに作用するとは限らないと思うのです。
況してや学校という閉鎖された環境下ではイジメが必ず起きてしまいます。今回の事件が其れを如実に物語っている訳ですから尚更でしょう。
学校に通うことは集団生活を学ぶ上で必要だという意見もありますが、では現状に於いて其の教えが活きたでしょうか。勿論ストレートに活かしている人もいますが、大概は学校で覚えたイジメの快感に溺れ、社会人になってもイジメをしている現実があるではないですか。
早いうちから実社会に触れておくことは大人へと成長する過程に於いて重要な事柄です。社会経験が殆どない大人たちがいる環境下で、子供だけの価値観で仕切られる教室で生活するよりは、実社会で様々なことを学んだ方が遥かに人生に於いて意味があります😤 。