斯く語りき

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なぜ注意喚起が継続して伝わらなかったのでしょう?

2019-07-09 20:45:00 | 社会部

学校菜園の在り方に問題があるのならば、そのことを特に重要視して授業要項(シラバス)に書き込んでおくべきではないのでしょうか。それをせずに毎年の様に起きているとなれば学校の取り組み方が問われても仕方ないと思います。

どうして農家が野菜や果物を栽培することで糧を得ているかを考えれば、一つの野菜や果物を市場に出すまでに相当な手間暇をかけているからで、もし学校菜園ごときで真っ当なことができていれば農家の存在が不要になっている筈です。

これは農家に限らず家畜や漁業にしても同じことが言えます。人の口に入る物を実現するには片手間な態度ではいけない訳です。肉も魚もパックにされたものが本来の形ではなく、きちんとした形に育てる・消費者に満足してもらえる為の相当な努力と、それを糧に替える際の幾多の悲しみを経ている訳です。

そもそもこの学校には給食室がある様ですが(2013年に給食室から白煙を出す騒ぎがあったそうです)、そこには当然のことですが栄養士さんがいる訳です。仮に授業要項に書かれていなかったとしても、学校菜園の作物を調理して食べることが可能かどうか事前に確認ができた筈です。

自分たちで育てた物を食べてみたい気持ちは理解しますが、それを実現する為には事前に一般的な調理でも食べられるかどうかを含めて知識を学んでおくべきでしょうね😓