前歯を差し歯の経験をされた方のお悩みの一つに歯茎が下がって歯茎が黒く見えてしまうということがあります。
歯茎が下がるとお写真のように歯茎が黒く見えてきます。歯茎は年齢とともに下がってしまうというより、歯ブラシの仕方が強すぎる場合や、歯茎が薄い方の場合に起こりやすくなります。そして、一度下がってしまった歯茎は基本的には自然に回復しません。
そのため、前歯の差し歯治療をされた方は丁寧な歯ブラシをすることと、定期的にはクリーニングに歯科医院に通われて専門的なクリーニングを受ける必要があります。
歯茎がすでに下がってしまって、見た目を気にされている方は、差し歯の交換や歯茎の再生治療で歯茎の黒ずみを消すことができます。
お写真は、上の歯茎が下がってしまった写真の治療後の状態です。歯茎の再生治療を前歯の左側3本に行って、前歯4本をオールセラミッククラウンという材料にて治療をしております。(下の前歯は部分矯正で歯並びを改善しています。)
歯茎の再生治療を行うことで、差し歯が長くならずに済みます。左右で長さの調和のとれた差し歯を作成することができます。
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神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
0120−25−1839
〜歯茎の再生治療の注意〜
お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、画面右前歯の再生治療を行っております。また、合わせてオールセラミックの再治療を4本行なっております。
歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。このケースでは、歯茎の再生治療7万7千円(税込)オールセラミック治療4本26万4千円(税込)かかります。
歯茎の再生治療は外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。また、術後に腫れや痛みが出ることがあります。そのため、当院では、出血予防止血対策にに止血用マウスピースをお渡ししております。また、術後の注意を守っていただいております。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。当院では、審美的な回復のための方法も行っておりますので併せて紹介しております。
審美歯科の注意
・料金と選択方法
オールセラミック治療は保険外診療となります。オールセラミックの種類によって1本66,000円(税込)~165,000円(税込)の料金がかかります。また、神経のない歯はオールセラミックとは別にファイバーコアという歯の土台の料金22,000円(税込)がかかる場合があります。当院では、患者さんのニーズに合わせてセラミックの種類を選択できるように強度重視・自然さを重視などセラミックの特色に合わせて対応させていただいております。
・リスクと対策
オールセラミックの色合いはかなり天然の歯に近いものになりますが、完全に同じものではありません。当院ではご希望に合わせて高精度の写真や技工士さんの立ち合いなどこだわったオーダーメイドセラミックを作製することも可能です。
また、セラミック治療をする場合、歯を削る必要があります。治療後に知覚過敏を起こすことがあります。当院では神経のある歯を削った後はコーティング剤を塗布し、処置後しばらくは熱いものや冷たいものなどの刺激物を取らないよう気を付けていただいております。