ブルペンで投球練習をします。
試合前の調整もあるでしょうし、投げ込むための練習もあるでしょう。
プロでもブルペンで200球とか300球の投げ込みなんてことが言われていますが、この投げ込みの是非はちょっと横に置いておいて。
ただ単に、自分が投げたいボールを投げ込んでいる子。
キャッチャーのサインどおりに投げ込んでいる子。
いろいろいます。それはそうと、
「ナイスボール」
とキャッチャーから声が掛かることがあります。
この次のボール。ピッチャーやっている子はどのような意識で投げるのでしょうか。
違うコースの違う球種がほとんどではないでしょうか?
プロのやっていることと子どもがやっていることを単純に比較してはいけないと思いますが、この
「ナイスボール」
がいつでも投げられるように、続けて同じコース,同じ球種を何球でも投げ続けることをプロはやっています。
あるチームのブルペンでは
「5球は続けて投げられるようにする」
ことが義務付けられています。1球なら単なる偶然だってことがありますから。
当たり前のことですが、投球練習は単純にピッチャーが投げ込んで気持ちよくなっているのがいいことではないのです。
「ナイスボール」
をいつでも、ここ一番に投げ込めるようになること。
自分のためにも、チームのためにもなります。
新兵器登場です。
話は少し遡りますが、低目への投球練習するためにストライクゾーン下限ギリギリにゴムを張ってみました。
プロ野球のキャンプでのブルペンでも同じようなことをやっていますよね。
体育館の床に穴を空ける訳には行きませんので、ホームセンターで買ってきた“誘導灯”2個にゴムをくくりつけて作ってみました。
ゴムにかすって、ストライクになると、両側の赤いランプがと・・・光ることは残念ながらありません。
最初はなかなか狙いどおりには投げられませんでしたが(ということはコントロールできていない)、なれるうちに“誘導灯”に何球も直撃し、早くも破壊状態。
しかし、狙っても投げられないと思うのですが、無意識だと何故こんなにコントール(直撃)できるのかは不思議です。