(一日遅れとなってしまいました)
東映時代から通算6度目のリーグ優勝です。
2004年のヒルマン監督以降は優勝争いの常連と言ってもいいほど、昔のイメージはなくなりました。
(この札幌ドーム、北海道への移転が上昇への大転機)
昨年、梨田前監督が退任し、ダルビッシュ選手が移籍した時点で、この優勝を確信していたのは球団関係者とファンの方々以外は少なかったのではないかと思います。
ただ、ダルビッシュ選手がコメントしていたとおり、新庄さんが抜けても(2006年の優勝)、小笠原選手が抜けても(2007年の優勝)優勝していましたし、自分(ダルビッシュ)が抜けても大丈夫だと。
そういう意味ではチームリーダーとしての選手はいるのですが、必ず誰かが開いた穴を埋めて行くという、個人主体というよりもチーム主体という感じでのチーム作りをしてきた球団フロントの力も大きかったのではないかと考えます。
そして、今年から指揮を執っている栗山監督は「信」を持って、そんなチームカラーにピッタリでありましたね。
開幕ピッチャー;斎藤祐樹
「ユウキならできる」
不動の四番;中田翔
「絶対に乗り越えられる」
エースの覚醒;吉川光夫
「あの能力なら当然」
そんな栗山監督は自分と同じ背番号80を付けていた、名将三原脩元監督(巨人監督→西鉄監督→大洋監督→近鉄監督→ヤクルト監督→日本ハム球団社長)を尊敬しているといいます。
この三原元監督は選手の調子、ツキを見逃さず、周囲の予想を超える選手起用、戦術「三原魔術」と言われ「魔術師」、「知将」とも言われた方です。
「平常心。いつもどおりやれば、勝った負けたはその時の力」
時代は違っても、その根底には同じ意思が流れているようにも思えます。
北海道日本ハムファイターズ
いろいろな意味でお手本となるような、非常にいいチームになったと思います。