野球小僧

平成27年度 東筑摩塩尻中学校体育大会 軟式野球競技 第二日

雨の心配はなさそうな二日目です。ただ、残念ながら4校中3校には無情な涙雨となってしまう日です。

第一試合の筑北中との対戦は序盤から小刻みに得点を重ねて4-0で勝ち、第三代表決定戦に進むことを決め、一応ここでホッとすることが出来たと思います。



欲を言ってはいけませんが、試合時間を1時間ちょっとで終わらせられたのは、一日二試合という中では良かったことだと思います。
ただ、次の試合まで間に二試合、約4時間というのは、身体と心のコンディション調整には厳しいものです。
過去にこれだけの間が空いた例がないだけに、どう過ごすのかが難しいです。

その第四試合・第三代表決定戦は第一日目の一回戦と同じ顔合わせ。対塩尻中です。
過度に緊張しすぎているのか、それとも緊張の糸が途切れてしまったのか・・・初回からぎこちない動き。
これがマイナスに作用してしまって早々に2失点。その後の失点し、序盤で0-5と劣勢状況に。
中盤から盛り返すも、得点には繋がらないまま、イニングは非常にも進み最終回に。

最終回は先頭バッターの2ベース、続くバッターもヒットでノーアウト一・三塁。犠牲フライで1点を返し、さらにヒットで一・二塁と意地を見せつけます。
しかし、後続が打ち取られてしまい、ゲームセット。



終わりは当たり前のように来るものです。
ただ、正直ちょっと早すぎたように思いました。

ただ、この試合展開だったら、今までならば、ズルズルと失点を積み重ねてしまっていたに違いありません。
また、最終回のような意地を見せることもなかったかも知れません。それを思うと・・・

私は閉会式が始まる前、一足お先に球場から失礼させていただきました。

過去、6回三年生を見送ってきましたが、涙がなかったのは2回。
昨年は涙がなかった代わりに天から大粒の雨。

今年はどうだったのでしょう?
私が帰る道中に灰色の空から、ポツリポツリと・・・

たぶん、現実を飲み込めないまま、中学野球に別れを告げる瞬間になってしまったと思います。

中学での野球は楽しく出来たかどうか。中学での野球が教えてくれたものは何だったのか。
今、判らなくても、そのうちきっと判る日が来ると思います。

でも、私が間違いなく言えることは「夢の大切さ」です。
また、次の夢に向かって試合開始することになりますからね。


野球は君たちに試練を与えてくれるとともに、いろんなことを教えてくれたと思います。
ここまで頑張れたこと。諦めないこと。
たくさんの人と出会えたこと。たくさんの人に応援してもらったこと。

家族の大切さや、チームという仲間とのこと。

結果では昨日の自分を超えられなかったかもしれませんが、君たちは確実に進化していました。
これからの人生に自信を持って行ってください。

追記

塩尻西部中、聖南中、塩尻中野球部の皆さんへ。
昨年に続いて、塩筑No.1という力を見せてください。

中信大会での活躍をお祈りいたします。

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