福岡六大学野球連盟とは、福岡県所在の6校の大学により構成された大学野球リーグです。全日本大学野球連盟に所属しています。
2017年度秋季リーグは九州共立大が2季ぶり42度目のリーグ優勝で秋季4連覇を果たし、圧倒的な力を見せつけました。エース・久保拓選手(三年・自由ヶ丘高)が不在の中、島内選手(三年・光陵高)、竹本選手(四年・浜松商高)がカバーし、粘り強く抑えました。打者では早野選手(三年・自由ヶ丘高)が首位打者、打点王、盗塁王を獲得する大車輪の活躍で、望月選手(四年・東大阪柏原高)はリーグ通算100安打を達成し、得点力に大きく貢献しました。
■所属リーグ 勝敗は2017年秋季リーグ戦
九州共立大 10試合 9勝 1敗 0分 勝率.900
日本経済大 10試合 8勝 2敗 0分 勝率.800
九州産業大 10試合 5勝 5敗 0分 勝率.500
福岡工業大 10試合 5勝 5敗 0分 勝率.500
福岡教育大 10試合 3勝 7敗 0分 勝率.300
九州工業大 10試合 0勝10敗 0分 勝率.000
■優勝回数 2017年秋季リーグ終了時点
42回 九州共立大
38回 九州産業大
11回 福岡工業大
1回 福岡経済大(現:日本経済大)
■かつて参加した大学
九州歯科大 1992年春季欠場後脱退。現在は九州地区大学野球連盟北部九州ブロック所属
■歴史
1971年 九州地区大学野球連盟の連盟内部組織として創設。九州地区大学野球連盟との間と代表決定戦を開始
1991年 全日本大学野球選手権大会の代表枠が九州地区大学野球連盟から独立し単独出場権を獲得
1992年 九州歯科大が脱退。代わって第一経済大が九州地区大学野球連盟から移籍・加盟。九州歯科大は後に九州地区大学野球連盟へ移籍
1996年 第45回全日本大学野球選手権大会にて九州共立大が連盟代表初の準優勝
1999年 第30回明治神宮野球大会にて九州共立大が連盟代表初の優勝
2005年 第36回明治神宮野球大会にて九州産業大が連盟代表として大会2度目の優勝
■運営方法
固定した6校
■対戦方法
春秋でそれぞれリーグ戦を行ないます。
春季:2戦先勝方式の総当たりによる勝ち点制。引き分けは再試合
秋季:2回戦の総当たりによる勝率制。引き分けも有効試合
■勝ち点制
同一対戦校に勝ち越した場合に勝ち点1を獲得し、勝ち点が多い方が上位となります。勝ち点が同じ場合は全体の勝率比較によって順位を決定。勝ち点も勝率も同じ場合は、優劣の決定が必要な場合に限り決定戦を行ないます。決定戦の成績はリーグ戦の成績に加算しません。
■勝率制
当該チームの全勝数を引き分け試合を除いた全試合数で割ったもの。その数値が高いチームが上位になります。
■試合会場
福岡市及び北九州市周辺の各球場と所属大学所有の球場(グラウンド)の併用で実施されています。
近年は春季リーグ戦の開幕戦に限って九州六大学野球連盟と合同で福岡ヤフオクドームでの開催を行なっています。
■全国大会出場
九州共立大 全日本大学野球選手権大会 出場16回:準優勝 1回
明治神宮大会 出場 8回:優勝 1回
九州産業大 全日本大学野球選手権大会 出場18回
明治神宮大会 出場13回:優勝 1回
福岡工業大 全日本大学野球選手権大会 出場13回
明治神宮大会 出場 1回:優勝 1回
日本経済大 全日本大学野球選手権大会 出場 1回