「MONEY」は、1984年10月21日にリリースされた浜田省吾さんのアルバム「DOWN BY THE MAINSTREET」に収録されている楽曲で、シングルリリースはされていません。作詞・作曲は浜田省吾さん、編曲は町支寛二さんです。
日本では1985年から1991年までの期間、バブル景気と呼ばれる熱狂的な好景気時代でした。この楽曲はバブル景気に突入する前夜の日本社会を皮肉ったものです。
バブル景気のときには何でもかんでもモノが高かったです。群れることが好きでない私は特にそんな景気には流されることはなかったですが、知り合いのなかにはちょっと高級な車を購入したり、ブランド物を購入したりと。このころは本当に、お金さえあれば何でも手に入るような時代でした(私が買ったのはファミコンくらいでしたが)。
表現的にはあまり良くないのですが、お金や高級品への執着心を剥きだしにした日本社会の姿でした。一方で、企業が文化、芸術、スポーツ振興などに資金提供するなどの、「メセナ活動」といういい一面もありましたが、バブル崩壊したあとは、企業経営が苦しくなり縮小していったものも多くありました。
♫純白のメルセデス
プール付きのマンション
最高の女と ベットで ドン・ペリニヨン
欲しいものは全て ブラウン管の中
まるで悪夢のように
バブル景気によって恩恵にあずかれたのは一部の富裕層や大企業のトップなど、もともと高収入の人たちだけ。ほとんどの方にとっては、給料が大きく上がったわけでなく、バブルなんてTVのなかの話でした。逆にバブル崩壊の影響なんかは私には無関係でしたが、なかには買った高級車を手放すことになった知り合いも。
でも、今の世の中も根本的なところはまったく変わっていない感じもします。
♫Money Money makes her crazy
Money Money changes everything
いつかあいつの足元に BIG MONEY
叩きつけてやる
まあ、私にはたたきつけてあげられるものは、お札の束ではなく、新聞の束くらいしかありませんが・・・。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。