長野県木曽郡大桑村内で農業未経験者の若者が米作りを体験しようと発足したグループ「やってみ隊」。2021年で活動開始から10年目を迎えました。
活動10周年を記念し、感謝の気持ちとして、今秋、収穫された新米30gとお得な引換券をカプセルに入れた「ガチャガチャ」で、100個限定で販売されました。「10年もお米を作る機会を続けられたのは地域の支えのおかげ。カプセルにたくさんの感謝の気持ちを込めて、みんなに喜んでもらえればうれしい」とのことでした。
この新米は2021年は5月30日に村内の水田でメンバーが田植え機を使って苗を植えたものだそうです。
「やってみ隊」は2012年に大桑村役場に勤務している方が、農林係の担当になったときに「非農家出身なので農業の知識が少なく、農家の話が理解できないことがある。農業を理解するには自分でやってみることだ」と考え、同村役場女性職員を中心にグループを発足したものです。メンバーは男女合わせて12人。役場職員のほかに会社員、Iターン、地域おこし協力隊員、JA木曽職員などの方で、なか中には県外からの参加している方もいるそうです。
現在は水田約23アールを借りてコシヒカリを作付けしており、作業は地域の農家や村の農業委員、JA営農アドバイザーらの指導や協力を得ながら、田起こしから収穫までの一連の作業を教わり、水の管理や草刈りなどもメンバーが交代しながら行っているそうです。
販売されたのは10月30日の12時からということで、それに合うように道の駅に向かい、30分ほど早く到着。「待つのかな?」と思ったのですが、一応レジの方に聞いてみますと、笑顔で「もう(購入しても)いいですよ」とのことで、1枚500円のコインを2枚購入しました。
そして、ガチャの前に行きますと、「やってみ隊」の方がおり、どうも最初のだったようで、「ちゃんと(ガチャが)動くのか?」のテスト?と、「何が出てくるのか?」の期待?のプチ歓迎を受けました。思わぬ注目の的です。
私がガチャで当てたのは、「精米1升(約1.8kg)」と「お買い物券 600円分」でした。
お買物券の方は、地元の野菜やきのこの購入の補助に使わせていただきました。ガチャには外れはなく、購入金額以上の商品が入っているということでしたので、お得感満載でした。
「やってみ隊」は、「農家の高齢化などで休耕する遊休農地解消のためにこのグループが米作りをすることで水田の維持につなげていき、多くの若者にこの活動に興味をもって参加してほしい」とのことです。
収穫されたお米は、道の駅・大桑で販売されています。
この新米を早く「食べてみ隊」ですが、息子たちが帰ってきたときに「一緒に楽しみ隊」として我慢しておきます。
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今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。