私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
新型コロナウイルスの感染拡大による約3ヶ月の延期期間を経て、6月19日に国内スポーツの先陣となる2020年プロ野球ペナントレースが、いよいよ始まりました。待ちわびた球音がいよいよ戻ってきました。
今回より長い間、プロ野球が途絶えた時期がありました。戦禍の広がりと戦後の混乱で、1944年9月から1946年3月までリーグ戦が中断していました。戦後のプロ野球は、1945年11月23日に明治神宮球場で復活。8月15日の終戦からわずか3カ月後のこと。大空襲によって東京は焼け野原となっていたうえに、食糧難の中で開催された試合は、1937年から始まった東西対抗戦でした。現在のオールスターゲームの前身に当たりますが、各球団とも、戦争の影響で選手がそろっていない状態でした。普通に考えれば、野球どころではない状況だったと思えます。
でも、当時の日本野球連盟(現在の日本プロ野球連盟)は、「リーグ戦の復活は来春、とりあえず今秋は東西対抗のほか慰問野球を後楽園、西宮、甲子園で行なう」と発表しています。「慰問」という言葉どおり、東西対抗戦の開催は人々を元気づける意味合いも持っていたと思います。その東西対抗の第一戦は乱打乱撃の試合でした。
それから約74年6ヶ月後の2020年6月19日の明治神宮球場での東京ヤクルトスワローズ vs. 中日ドラゴンズの開幕戦も乱打乱撃の試合だったのは、これもまた偶然なのか必然だったのかはわかりません。
プロ野球ファンにとっては待ちに待った開幕日。もちろん、応援するチームが勝利するのが一番うれしいことではあります。でも、昨日は別だと思います。試合結果などはどうでもいいです。再び観られるプレー、聞こえる打球音に、ただただ満足できる日でした。
■明治神宮球場
中日 2001013002|9
ヤクルト3003010000|7
■東京ドーム
阪神001010000|2
読売00010020x|3
■横浜スタジアム
広島 000020003|5
DeNA010000000|1
■メットライフドーム
日本ハム000000000|0
西武 00030000x|3
■PayPayドーム
ロッテ 0000000010 |1
ソフトバンク0000000101x|2
■京セラドーム大阪
楽天 010000080|9
オリックス001000000|1
「『この(球)音がいいね』と僕は思ったから、六月十九日はやっぱりベースボール記念日」
また、明日、ここで、お会いしましょう。