私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
前回のCMが「♬キウイ食って、アゲリシャス~」と、大ヒット曲「恋のマイアヒ」の替え歌に合わせて「キウイブラザーズ」が踊り狂う、ニュージーランド産 キウイフルーツ「ゼスプリ」のTV CM。前回は前回で面白かったですが、2020年5月4日から放送されている新作CM「好きなことを楽しみながら 篇」は、なかなか、思い知らされる深いイイものです。
キウイブラザーズが、もっと健康になるべく、さまざまな健康法に挑戦しているのですが、なかなか長続きしないという「あるある」ではあります。
今やスーパーの店頭で一年中キウイが売られているのを目にします。ゼスプリの2018年度の日本国内でのキウイ販売金額は384億円となっており、この10年間で1.6倍に増えています。今や日本のキウイ輸入額の97%を占めているそうです。
そもそもゼスプリとは、ニュージーランドのゼスプリ・インターナショナル社が販売するキウイフルーツのブランドです。キウイフルーツを輸出するに当たり、価格競争を避けるため1980年代後半に輸出を一括して行う販売公社として発足し、2000年に民営化されています。世界50カ国以上で事業を展開し、2018年度の業績は売上高約2000億円、営業利益約200億円となっています。
ゼスプリ社の株主は、すべてニュージーランドのキウイフルーツ農家約2500で構成されており、キウイ生産協同組合という感じでるとともに、ニュージーランド国外でのキウイフルーツの販売を統括するマーケティング会社でもあります。実際には、各国での販売戦略は現地会社が担っており、日本ではゼスプリ・インターナショナル・ジャパン社が担当しています。
さてさて、1年中売られているキウイですが、ニュージーランドでの収穫は4月ころの年1回だけです。キウイそのものは、ほかの果物に比べて比較的長期保存が効き、温度管理を徹底して8カ月間も品質を保てるようにしているそうです。それでも、12月~3月にかけてはキウイの在庫がなくなってしまうため、ゼスプリ社は季節が逆になる北半球の日本の契約農家でゼスプリブランドのキウイを生産し、4月〜12月頃までがニュージーランド産、1月〜3月頃が日本産と日本のスーパーの店頭に1年中商品を安定して供給できる仕組みを作っています。
ちなみに、果物類に対して欧米は酸っぱさを求められ、日本では甘さを求める傾向にあり、ゼスプリは日本の消費者が求める甘いキウイフルーツを提供するため、糖度基準をクリアしたものだけを流通させているそうです。
そこで開発されたのが、2012年に開発された「ゼスプリ・サンゴールド」という品種になります。従来、キウイの果肉は緑色で酸味が強かったのですが、果肉が黄色で「甘く、すっきりとしたトロピカルな酸味がある」という特徴があるものです。私も、こちらの方が好きです。
ゼスプリが目標としているのは「バナナ」「りんご」「みかん」などフルーツメジャーの仲間入りです。ちなみに、ゼスプリ(ZESPRI)ブランドの名は、「zest(情熱)」と「spirit(精神)」を合わせた造語です。
♬ストイックにやっても続かない ヘルシーは好きなことを楽しみながら
好きなことなら、長続きできるよ
また、明日、ここで、お会いしましょう。