「友達ならあたりまえ」
新監督が決定しました。Jリーグの黎明期(れいめいき=新しい文化・時代などが始まろうとする時期)に活躍した、元;鹿島アントラーズのアルシンド・サルトーリさんが、母国ブラジルで女子サッカー・チームの強豪チームであるフォス・カタラタスの新監督に決定したそうです。
アントラーズ在籍時には三浦知良選手、ラモス瑠偉さん以上の人気があり、アデランスのCMにも出演していました(26歳という若さでありながら、頭頂部を武器にして、河童やフランシスコ・ザビエルに似ているとの人気)。
このクラブは2010年に創設された若いチームですが、州のリーグで2010年から2014年の間に5度チャンピオンに輝いているという。2012年のリベリタドーリス杯女子では準優勝に輝いている強豪チームです。
もう、4日から新監督として活動開始とのことです。
それはさておき。
3日の夕方に日本サッカー協会から日本代表のハビエル・アギーレ監督の解任が発表されました。
その理由として、2日深夜にスペイン時代の疑惑について、告発状がバレンシア裁判所に受理されたことを確認され、今後、捜査が本格化し、代表活動に支障が出ると判断したものです。
4ヶ月後の6月には早くも2018年ロシア・ワールドカップ・アジア予選が始まります。その間には3月下旬の親善試合が二試合予定されているだけとなります。ここへ来て、代表監督不在という非常事態になってしまいました。
とはいうものの、既に後任監督候補の名前がいろいろと挙がって来ています。
こういう事態に備えて、既に水面下で人選に着手するくらいのリスク管理はしているはずですので、案外、早く決定する可能性があると考えます。
ただ、新監督に求めるのは、アギーレ前監督戦術の継続性か、それともまったく違う方向性でチームを構築するかです。
オズワルド・オリヴェイラ氏(現;パルメイラス監督、元;鹿島アントラーズ監督)
城福浩氏(前;ヴァンフォーレ甲府監督)
ドラガン・ストイコビッチ氏(前;名古屋グランパスエイト監督)
レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ氏(元;ACミラン、インテル・ミラノ監督)
ルイスフェリペ・スコラリ氏(前;ブラジル代表監督、元;ポルトガル、クウェート代表監督)
などなど。
挙句の果てには、まさかの再登板か、前;日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏の名前を挙げてくるメディアまで登場です。
協会の責任問題を追及するのもいいですが、早くしないと 「アルシンドになっちゃうよ!」