「あっ高~い」ではなくて、「温(暖)か~い」の方です。
日本全国の自動販売機で加温販売されている商品に付けられる表示の代表が、この「あったか~い」です。ちなみに冷蔵販売は「つめた~い」です。
一年中「あったか~い」「つめた~い」の比率が変わらない自動販売機もありますが、冬は「あったか~い」自動販売機が多くなり、「つめた~い」のみの自動販売機はあまり見られなくなります。逆に夏になると「つめた~い」のみの自動販売機が多くなります。
基本的に、あったか~いになるのはコーヒー飲料、お茶やおしるこ、コーンスープ、ホットレモンなどに限られます。炭酸飲料やジュース類はほぼすべてといっていいほど、つめた~いままが定番です。
さて、この表示ですが、必ずしも「あったか~い」「つめた~い」に統一されているわけではありません。自動販売機メーカーによっては、次のような表示も見かけます。
あたたか~い・つめた~い
あたたかい・つめたい
HOT・COLD
ちなみに、JR東日本の自動販売機「acure」などでは、「🔥(炎のマーク)」「❄(雪の結晶のマーク)」などのマークで表示されていたりします。
日本自動販売システム機械工業会のガイドラインでは「あったか~い・つめた~い」と「あたたかい・つめたい」の表示を想定しているとのことですが、絶対守らなければならないというわけではないそうです。
表示は子どもから大人まで幅広く理解でき、柔らかく、温かみのある表現であること、また、策定当時、すでに広く一般的に普及していたという理由から、「あったか~い・つめた~い」と「あたたかい・つめたい」としているようです。ただ、波ダッシュ「~」を使っている理由は不明なようです。
温度設定は一般的には「あったか~い・あたたかい」は約55℃、「つめた~い・つめたい」は約5℃に設定されています。地域と販売する商品によって、適正温度が変わってきるそうです。
ちなみに、現時点でのレア表示ものとして、おなかを冷やしやすい人向けに、常温の飲み物を販売している自動販売機もあるそうです。この表記は「ちょうどい~い」「ふっつ~う」とか「常温だ~い」とかではなく、「常温」に統一されているそうです。
ただ、豊橋鉄道の大清水駅にあった自動販売機の場合はテプラで「ぬる~い」と表記されていたそうです(残念ながら2017年ごろ撤去)。
今日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。