「眠れる大関候補」と呼ばれていた御嶽海久司関が、長~い眠りからようやくお目覚めし、2022年大相撲初場所で3度目の優勝。
気になるのは御嶽海関の大関昇進です。
2021年は6場所すべてで勝ち越し、年間最多勝に輝いた横綱・照ノ富士関に次ぐ55勝。2016年11月場所から三役在位28場所の安定感を誇り、幕内優勝も2018年7月場所、2019年9月場所と今回の3回。
それでも、昇進を果たせず、朝乃山関や正代関に先を越されています。素人目からみていても安定した成績とはちょっと思えなかったりしました。何しろ、初日から連勝していても一度黒星がつくと連敗が続き、なかなか白星には戻らないという状況が多かったことです。一度、集中力が途切れると、元に戻るのに時間がかかるという感じですから。
さて、規定はないものの、目安とされるのが「直近3場所で計33勝」。2021年9月場所で9勝、同年11月場所で11勝を挙げており、初場所13勝で計33勝。さらに、千秋楽で照ノ富士関に勝って優勝したことで、大関昇進という可能性が高まりました。
ちなみに、御嶽海関は長野県木曽郡上松町出身。木曽方面に出かけますと、あちらこちらで応援ののぼり旗や看板などをみかけます。お土産物屋さんや飲食店では御嶽海関応援グッズなども販売されています。
ということで、トレーニング用に購入したTシャツを見てください。
このTシャツは自動車販売店で購入。車を売るよりも、御嶽海グッズを売る宣伝広告の方が派手です。
ちなみに、長野出身力士の大関は私が生まれるはるか昔の江戸時代の1795年に昇進した雷電爲右エ門関(らいでん ためえもん)雷電以来、227年ぶりです。
雷電関は、信濃国小県郡大石村(現;長野県東御市大石)出身で、現役生活21年、江戸本場所在籍36場所(大関在位27場所)で、通算黒星が10、勝率.962の大相撲史上未曾有の最強力士といわれています。
通算成績:254勝10敗2分14預5無勝負(35場所)
通算勝率:.962
幕内在位:35場所
大関在位:27場所
さてさて、御嶽海関の出身の上松町の木曽川沿いには国の史跡名勝天然記念物に指定されている「寝覚めの床(ねざめのとこ)」があります。この場所は、浦島太郎さんが竜宮城から帰って来たあとに、晩年を過ごしたという伝説が残っています。
「寝覚めの床」にちなんで、御嶽海関もようやく、目覚めたということですね。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。