これから忘年会、クリスマス、新年会などに向かって体重増加強化期間へまっしぐら・・・と言う方も多いと思います。
食べ過ぎは身体によくないとわかっていても、ついつい食べてしまう。そして、反省はするが、学習はしない・・・。
健康情報を扱う海外メディア「Quick and Dirty Tips」の栄養士が生理学の見知から食欲の原因を解説し、食欲を上手にコントロールする方法をまとめています。
食欲に関する要素の1つは「低血糖」とのこと。
これは血中の糖度が低下すると人は不快感を覚え、食べものを食べて血糖値が回復するまで、何かを食べたいという欲求に駆られるようになるとのこと。
2つめは単純な「胃のふくれ具合」。
つまり空腹感ですよね。以前、「食事まえに(無糖の)炭酸水を飲むといい」という話を聞いたことがありますが、胃はどれくらいふくらんだか感知する受容体があるそう。この受容体はふだん食欲に影響を与えないそうですが、胃がふくらむと身体に不快感を与えて食欲をストップさせる働きがあるとのこと。
この2つの要素が食欲を発生させたり、食欲を抑えたりする要素なのだそうです。どちらも不快感を避けようとする消極的な欲求だという。
不快感が食欲を抑えるのであれば、仕事上での不快感で食欲がなくなるはずなのですが、逆に食欲が増えるのは不思議なことなのですけどね。
そして3つめは「純粋に食べ物を食べる喜びを味わいたい」という願望。
これは生命維持に必要かどうかに関係なく、「人は食べものを見たり、食べもののにおいをかいだりすることで、何かものを食べたいと感じてしまう」という本能があると言う。
確かにそれは言えると思います。うなぎ屋さんのまえをとおると、ついつい空腹でなくても食べたくなってしまうという心理。でも、私の場合は、「欲求<金銭」で抑え込めます。ただ不思議と、「まつたけ」の香りでは「食べたい」という気持ちは現れません。おそらく、「欲求<金銭」とともに「調理が必要」という難関があるからなのでしょうけど。
特に3つめの要素が食欲コントロールする鍵となっていると言う。
これら食欲を抑えるための作戦として、次の3つがあるそうです。
■食べてはいけないものではなく、食べるといいものを考える
私の場合、できるだけ「低カロリー」「低脂質」「高たんぱく」のものを食べるようにしています。たとえば、コンビニなどで売っている「豆腐バー」とか、「サラダチキン」「魚肉ソーセージ」「チーズ入りかまぼこ」など。
でも、食べ過ぎるのは本末転倒なのですよね。そして、塩分には気をつけましょうね。
■目に付く場所に食べものを置かない
お正月など、テーブルの上にお菓子などがあれば、手がついつい伸びてしまうことがあると思います。ふと何か食べたくなったとき、誘惑になる食べものが目に付く場所にあると食欲が刺激され、食べてしまうのです。習慣的にお菓子なんかを買って常備するのをやめるべきですが、なかなかそうもいきません。でも、あまり自分の目に付かない場所にあれば効果的です。
自分で買わなければ、その存在も知らずに済みますし、お財布にもやさしいですよね。
■急に食事の量を減らさない
つい食べ過ぎてしまったあとは、その反省から食事の量を減らしたり、急に運動に挑戦したりすることもあります。ただ、ほとんどの場合はざせつしてしまいます。それどころか逆効果になることもあります。オーストラリア・メルボルン大の研究チームは、「10週間の激しいカロリー制限後の血中ホルモンを分析したところ、食欲を刺激するホルモンが増加していた」。しかも、「1年経っても、このホルモンの増加は改善していなかった」とのこと。
つまり、急に生活習慣を変えても、あまり効果はなかったとのこと。少しずつ習慣を変えていくことが大事なのですよね。
参考までに農林水産省が公表している「一日に必要なエネルギー量と摂取の目安」は次のとおり。
体重増加強化期間。くれぐれもお気を付けくださいませ。
※健康、ダイエット、運動などについては、あくまでも個人的な意見でもあり、必ず効果があることを保証するものではありませんので
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
食べ過ぎは身体によくないとわかっていても、ついつい食べてしまう。そして、反省はするが、学習はしない・・・。
健康情報を扱う海外メディア「Quick and Dirty Tips」の栄養士が生理学の見知から食欲の原因を解説し、食欲を上手にコントロールする方法をまとめています。
食欲に関する要素の1つは「低血糖」とのこと。
これは血中の糖度が低下すると人は不快感を覚え、食べものを食べて血糖値が回復するまで、何かを食べたいという欲求に駆られるようになるとのこと。
2つめは単純な「胃のふくれ具合」。
つまり空腹感ですよね。以前、「食事まえに(無糖の)炭酸水を飲むといい」という話を聞いたことがありますが、胃はどれくらいふくらんだか感知する受容体があるそう。この受容体はふだん食欲に影響を与えないそうですが、胃がふくらむと身体に不快感を与えて食欲をストップさせる働きがあるとのこと。
この2つの要素が食欲を発生させたり、食欲を抑えたりする要素なのだそうです。どちらも不快感を避けようとする消極的な欲求だという。
不快感が食欲を抑えるのであれば、仕事上での不快感で食欲がなくなるはずなのですが、逆に食欲が増えるのは不思議なことなのですけどね。
そして3つめは「純粋に食べ物を食べる喜びを味わいたい」という願望。
これは生命維持に必要かどうかに関係なく、「人は食べものを見たり、食べもののにおいをかいだりすることで、何かものを食べたいと感じてしまう」という本能があると言う。
確かにそれは言えると思います。うなぎ屋さんのまえをとおると、ついつい空腹でなくても食べたくなってしまうという心理。でも、私の場合は、「欲求<金銭」で抑え込めます。ただ不思議と、「まつたけ」の香りでは「食べたい」という気持ちは現れません。おそらく、「欲求<金銭」とともに「調理が必要」という難関があるからなのでしょうけど。
特に3つめの要素が食欲コントロールする鍵となっていると言う。
これら食欲を抑えるための作戦として、次の3つがあるそうです。
■食べてはいけないものではなく、食べるといいものを考える
私の場合、できるだけ「低カロリー」「低脂質」「高たんぱく」のものを食べるようにしています。たとえば、コンビニなどで売っている「豆腐バー」とか、「サラダチキン」「魚肉ソーセージ」「チーズ入りかまぼこ」など。
でも、食べ過ぎるのは本末転倒なのですよね。そして、塩分には気をつけましょうね。
■目に付く場所に食べものを置かない
お正月など、テーブルの上にお菓子などがあれば、手がついつい伸びてしまうことがあると思います。ふと何か食べたくなったとき、誘惑になる食べものが目に付く場所にあると食欲が刺激され、食べてしまうのです。習慣的にお菓子なんかを買って常備するのをやめるべきですが、なかなかそうもいきません。でも、あまり自分の目に付かない場所にあれば効果的です。
自分で買わなければ、その存在も知らずに済みますし、お財布にもやさしいですよね。
■急に食事の量を減らさない
つい食べ過ぎてしまったあとは、その反省から食事の量を減らしたり、急に運動に挑戦したりすることもあります。ただ、ほとんどの場合はざせつしてしまいます。それどころか逆効果になることもあります。オーストラリア・メルボルン大の研究チームは、「10週間の激しいカロリー制限後の血中ホルモンを分析したところ、食欲を刺激するホルモンが増加していた」。しかも、「1年経っても、このホルモンの増加は改善していなかった」とのこと。
つまり、急に生活習慣を変えても、あまり効果はなかったとのこと。少しずつ習慣を変えていくことが大事なのですよね。
参考までに農林水産省が公表している「一日に必要なエネルギー量と摂取の目安」は次のとおり。
体重増加強化期間。くれぐれもお気を付けくださいませ。
※健康、ダイエット、運動などについては、あくまでも個人的な意見でもあり、必ず効果があることを保証するものではありませんので
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。