「冗談じゃないよ」は、ビートたけしさん(本名:北野武)演じる鬼瓦権造(おにがわら ごんぞう)の定番セリフです。ちなみに、権造は1983年~1987年にかけてフジテレビ系で放送された「火曜ワイドスペシャル」のバラエティ番組「タケちゃんの思わず笑ってしまいました」で誕生し、1981年5月16日~1989年10月14日まで毎週土曜日20:00から放送されていた「オレたちひょうきん族」などに出演(?)していました。
「アルプス工業」と縫い取りのあるドカジャンにニッカポッカなどの作業着、髪型、口調などは、たけしさんが浅草での下積み時代に出会った実在の人物がモデルであり、ほとんどそのまま取り入れていたそうです。ただし、「鬼瓦権造」という名前は、あくまでも役名であり、放送作家の高田文夫さんが名付けたものです。
手を前にかざし首をカクカク振りながら「冗談じゃないよ」と言うのが定番です。
さて、「冗談じゃないよ」ということがありました。
5月の第一弾発売時には即日完売、続く第二弾抽選予約では予想を大幅に上回るアクセスが集中し、なんとサーバーがダウンするという事態があった、M社の「マウスカバー」。そのまま一時中断されていた第二弾の抽選予約がいよいよ再開し、販売数も当初5万枚の販売予定から87万枚に増やし、さらに、マウスカバーの内側に接触涼感素材「アイスタッチ」を採用した冷んやりタイプのマウスカバーを70万枚追加。マウスカバー専用サイトを増設し、抽選申し込みがあり、抽選に応募していました。
■6月20日:申し込みの返信
「ありがとうございました。
マウスカバーご購入に関する抽選申込みが完了しました。
厳選なる抽選の結果、当選者様に7月2日(木)にメールでご連絡する予定です。(落選のメールは送信されません)
個別のメール、又はツイートによる、抽選に関するご質問にはお答えできません、予めご了承下さい。」
■7月2日:抽選結果のメール
「厳正なる抽選の結果、お客様は
┏━━━━━┓
┃ ご当選 ┃
┗━━━━━┛
されましたのでお知らせいたします。
本日は「ご当選の結果」のお伝えとなり、以降、下記スケジュールで販売致します。
次回(最終)のご連絡は、7/13(月)夕方頃を予定しています。
販売開始日に弊社からメールはお送りしませんのでご注意下さい。」
とのことで、購入手続きと販売開始予定が書かれており、この手順にしたがって事前登録をしておきました。
なお、希望するサイズやカラーが必ず購入できる当選ではないものの、1人様最大6枚までご購入できるようになっているとのこと。ただし、購入は「先着順」になっています。
そして、販売は7月17日(金)12時からとのことで、この日は会社のある日。マスクカバーごときで、会社を休むわけにもいかないため、帰宅後に購入申し込みをしようとしたのですが、「冗談じゃないよ」、既に完売でした。
何々!、もう一度、「冗談じゃないよ」です。
これって、抽選の意味ってあるのでしょうか?確かに、どこにも「抽選販売」とは書かれていませんでしたが、再度書きますが、抽選の意味ってあるとは思えません。
最近、「冗談じゃないよ」と思えるようなことの多い世の中ですが、本当に、「冗談じゃないよ」です。
ちなみに、「オレたちひょうきん族」のコーナーで、権造の過去が話されており(1986年3月29日放送)、小学校二年生でヒゲが生え、その時に付いたニックネームが「棟梁」。大学生時代に同じ大学で知り合った女性と結婚、新婚当初は誠実で真面目でしたが、子どもが生まれた後、現在のようになり愛想を尽かれ離婚したとなっています。
それから、約33年後の2019年のフジテレビ系で放送された「FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!」の「有名アスリートの集まる店」コーナーで、関ジャニ∞の村上信五さんが、たけしさん扮する権造の息子「鬼瓦大納言」として、権造を「お父ちゃん!」と呼び、権造と同じメークと服装で来店。権造が「息子」と紹介しています。
でも、私の「冗談じゃないよ」は、この程度で済んでいますので、まだいい方でしょう。
新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々新型コロナウイルスと戦っている医療関係など、私たちの命と生活を守るために働いてくださっている関係者の方々に、心からの敬意と感謝いたします。
どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
また、このたびの豪雨による未曾有の被害が報じられ、お亡くなりになられた方々には心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された多くの皆様に心からお見舞い申し上げます。
どうか一日も早い復興と皆様の日常が1日にでも早く取り戻せますように、心からお祈り申し上げます。
私のブログにお越しいただいてありがとうございます。また、明日、ここで、お会いしましょう。