あの「クソ暑い夏」は何だったのでしょうね。
人は「基礎代謝」というものがあって、何もしなくても生命維持のためにそれなりのカロリーが消費されます。
厚生労働省の資料によりますと、日本人の基礎代謝基準値は次のようになっています。
人は「基礎代謝」というものがあって、何もしなくても生命維持のためにそれなりのカロリーが消費されます。
厚生労働省の資料によりますと、日本人の基礎代謝基準値は次のようになっています。
■男性
年齢:基準値(kcal/kg/日) / 参照体重(kg) / 基礎代謝量(kcal/日)
1~2歳:61.0 / 11.5 / 700
3~5歳:54.8 / 16.5 / 900
6~7歳:44.3 / 22.2 / 980
8~9歳:40.8 / 28.0 / 1140
10~11歳:37.4 / 35.6 / 1330
12~14歳:31.0 / 49.0 / 1520
15~17歳:27.0 / 59.7 / 1610
18~29歳:24.0 / 63.2 / 1520
30~49歳:22.3 / 68.5 / 1530
50~69歳:21.5 / 65.3 / 1400
70歳以上:21.5 / 60.0 / 1290
■女性
年齢:基準値(kcal/kg/日) / 参照体重(kg) / 基礎代謝量(kcal/日)
1~2歳:59.7 / 11.0 / 660
3~5歳:52.2 / 16.1 / 840
6~7歳:41.9 / 21.9 / 920
8~9歳:38.3 / 27.4 / 1050
10~11歳:34.8 / 36.3 / 1260
12~14歳:29.6 / 47.5 / 1410
15~17歳:25.3 / 51.9 / 1310
18~29歳:22.1 / 50.0 / 1110
30~49歳:21.7 / 53.1 / 1150
50~69歳:20.7 / 53.0 / 1100
70歳以上:20.7 / 49.5 / 1020
つまり、一日中何もしなくてボーっとしているだけでもこれだけのカロリーが消費されるのです。だからといって毎日ボーっとしているのもなんだかなですよね。この基礎代謝ですが、夏よりも冬の方が一般的には高くなるそうです。理由は「寒いから」とのこと。それは身体が寒さから守ろうとして熱を発するからなのだそうです。だからと言って、冬に一日中何もしなくてボーっとしているだけでもこれだけのカロリーが消費されるのです。だからといって毎日ボーっとしているのもなんだかなですよね。
さて、米国テキサス工科大の研究チームでは、「食欲に対する気温の影響は長年の研究対象」となってきたとのこと。これまでの研究では、寒い環境に置かれた人はそれ以外の人と比べてより多くの食べものを摂取することが明らかとなっているそうです。この理由について、「寒い環境でも体温を維持するために多くのエネルギーが必要になるからだ」と分析。一方で、寒さが和らぐと食欲が減退するメカニズムはこれまで明らかにされていませんでした。
米国ウィリアムズ大の研究チームは、「空腹感を感じる理由や暑い日に空腹感が減退する理由は、ホルモン、タンパク質、環境などのいろいろな要因が関係」と述べています。
人間の体は体内環境を一定に保とうとする「ホメオスターシス(恒常性)」と呼ばれる特性が備わっており、「太陽の下で活動すると汗が流れて表面温度が下がる」「激しい運動のあとにのどが渇く」「体内のカロリーが少ないときに空腹感を感じ、食事のあとに満腹感を感じる」といったことは恒常性の一環とされています。
多くの恒常性プロセスは、体内で化学メッセンジャーとして機能するホルモンによって維持され、食欲と満腹感には、胃が空になると放出されるグレリンや、胃が満たされると脳に飽食シグナルを伝達するレプチンが大きな役割を果たすそうです。
年齢:基準値(kcal/kg/日) / 参照体重(kg) / 基礎代謝量(kcal/日)
1~2歳:61.0 / 11.5 / 700
3~5歳:54.8 / 16.5 / 900
6~7歳:44.3 / 22.2 / 980
8~9歳:40.8 / 28.0 / 1140
10~11歳:37.4 / 35.6 / 1330
12~14歳:31.0 / 49.0 / 1520
15~17歳:27.0 / 59.7 / 1610
18~29歳:24.0 / 63.2 / 1520
30~49歳:22.3 / 68.5 / 1530
50~69歳:21.5 / 65.3 / 1400
70歳以上:21.5 / 60.0 / 1290
■女性
年齢:基準値(kcal/kg/日) / 参照体重(kg) / 基礎代謝量(kcal/日)
1~2歳:59.7 / 11.0 / 660
3~5歳:52.2 / 16.1 / 840
6~7歳:41.9 / 21.9 / 920
8~9歳:38.3 / 27.4 / 1050
10~11歳:34.8 / 36.3 / 1260
12~14歳:29.6 / 47.5 / 1410
15~17歳:25.3 / 51.9 / 1310
18~29歳:22.1 / 50.0 / 1110
30~49歳:21.7 / 53.1 / 1150
50~69歳:20.7 / 53.0 / 1100
70歳以上:20.7 / 49.5 / 1020
つまり、一日中何もしなくてボーっとしているだけでもこれだけのカロリーが消費されるのです。だからといって毎日ボーっとしているのもなんだかなですよね。この基礎代謝ですが、夏よりも冬の方が一般的には高くなるそうです。理由は「寒いから」とのこと。それは身体が寒さから守ろうとして熱を発するからなのだそうです。だからと言って、冬に一日中何もしなくてボーっとしているだけでもこれだけのカロリーが消費されるのです。だからといって毎日ボーっとしているのもなんだかなですよね。
さて、米国テキサス工科大の研究チームでは、「食欲に対する気温の影響は長年の研究対象」となってきたとのこと。これまでの研究では、寒い環境に置かれた人はそれ以外の人と比べてより多くの食べものを摂取することが明らかとなっているそうです。この理由について、「寒い環境でも体温を維持するために多くのエネルギーが必要になるからだ」と分析。一方で、寒さが和らぐと食欲が減退するメカニズムはこれまで明らかにされていませんでした。
米国ウィリアムズ大の研究チームは、「空腹感を感じる理由や暑い日に空腹感が減退する理由は、ホルモン、タンパク質、環境などのいろいろな要因が関係」と述べています。
人間の体は体内環境を一定に保とうとする「ホメオスターシス(恒常性)」と呼ばれる特性が備わっており、「太陽の下で活動すると汗が流れて表面温度が下がる」「激しい運動のあとにのどが渇く」「体内のカロリーが少ないときに空腹感を感じ、食事のあとに満腹感を感じる」といったことは恒常性の一環とされています。
多くの恒常性プロセスは、体内で化学メッセンジャーとして機能するホルモンによって維持され、食欲と満腹感には、胃が空になると放出されるグレリンや、胃が満たされると脳に飽食シグナルを伝達するレプチンが大きな役割を果たすそうです。
これらのホルモンは、体温、空腹、のどの渇きなどを調節する脳に信号を送り、空腹感と満腹感を調節する特殊なニューロンに対して、グレリンは空腹に関連するニューロン「AgRP」を刺激し、空腹感を生みだすとのこと。対照的にレプチンは満腹感を生みだすニューロン「POMC」を刺激。
これまでの研究で脳には体温が一定の温度に達すると形を変えるタンパク質が備わっていて、気温が低いとこのタンパク質がAgRPに情報を送信し、空腹感を増大。一方で気温が上がり、体温が上昇すると熱を感知するタンパク質がPOMCを活性化させて満腹感を高めるとのこと。
つまり、夏に一般的な夏バテとして食欲がなくなり、秋から冬にかけて食欲が増すというのは、このような身体の仕組みが作用しているということのようなのです。
ある意味、これからの体重増量強化月間は仕方がないことだとして、あきらめた方がいいのかも知れませんが、本能のまま食べていたら、あとで絶望感という特典がついて回るかも知れませんので、くれぐれもご注意くださいませ。
※健康、ダイエット、運動などについては、あくまでも個人的な意見でもあり、必ず効果があることを保証するものではありませんので
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
これまでの研究で脳には体温が一定の温度に達すると形を変えるタンパク質が備わっていて、気温が低いとこのタンパク質がAgRPに情報を送信し、空腹感を増大。一方で気温が上がり、体温が上昇すると熱を感知するタンパク質がPOMCを活性化させて満腹感を高めるとのこと。
つまり、夏に一般的な夏バテとして食欲がなくなり、秋から冬にかけて食欲が増すというのは、このような身体の仕組みが作用しているということのようなのです。
ある意味、これからの体重増量強化月間は仕方がないことだとして、あきらめた方がいいのかも知れませんが、本能のまま食べていたら、あとで絶望感という特典がついて回るかも知れませんので、くれぐれもご注意くださいませ。
※健康、ダイエット、運動などについては、あくまでも個人的な意見でもあり、必ず効果があることを保証するものではありませんので
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。