ダヤン・ビシエド・ペレス(Dayán Viciedo Pérez)選手はキューバ共和国出身のプロ野球選手です。現在はMLBシカゴ・ホワイトソックス傘下に所属し、来年はNPB中日ドラゴンズで大活躍する選手になる予定です(と、昨日の中日スポーツの一面)。
まだ、検討中とのことですが、こうして具体的に名前が挙がるのですから、ほぼ確定的だと思えます。
ダヤン・ビシエド選手は今シーズンはホワイトソックスの3Aでプレーしており、レフトとファーストが守れる26歳で、MLB通算ホームラン66本という長打力が魅力の選手です。
ドラゴンズは今シーズンはリーグ最低のホームラン71本であり、ホームラン不足解消と引退した和田一浩さんのレフトが守れますので、補強ポイントにピッタリです。
2010年 打率.308 ホームラン5本 13打点
2011年 打率.255 ホームラン1本 6打点
2012年 打率.255 ホームラン25本 78打点
2013年 打率.265 ホームラン14本 56打点
2014年 打率.231 ホームラン21本 58打点
2015年 出場なし
通算 打率.254 ホームラン66本 211打点
10代からキューバリーグでプレーしており、19歳だった2008年に米国へ亡命。同年12月にホワイトソックスと契約。21歳の10月にMLBデビューをしています。
今年は2月にホワイトソックスを退団。3月にブルージェイズとマイナー契約して、同月末に退団。6月にアスレチックスとマイナー契約して7月末に退団。8月にホワイトソックスとマイナー契約し、11月末にFAとなっています。一応、打撃不振とのことですが、この転々としているところの本当の理由が何なのでしょう。ケガも気になりますが、性格的なものでなければいいのですが。
パワーには期待出来ますし、まだ26歳で伸びしろはあるでしょう。
三振が多いのと、おそらく高額な契約金と年俸が気になるところです(MLB通算388三振。2013/2014年の年俸280万US$)。それと、守備は・・・。
今シーズン3Aではファーストで42試合に出場していますので、出場するとすればファーストでしょう。
ドラゴンズには、同じようにキューバから亡命したラウル・バルデス選手がいますから、何ら支障はございません。
野球の神様、どうか、 ホアン・フランシスコ選手のようにはならないようにお願いします。(-人-)