♬眠れよい子よ 庭や牧場に
鳥も羊も みんな眠れば
で始まる「モーツアルトの子守歌」。
この曲は、長年の間モーツァルトが作曲したものとされ、ケッヘル作品番号K.350 がつけられていたのですが、近年、モーツァルトと同時代の医師フリースという人の作曲であることが分かったといいます。
ただ、長年の慣習から、今でも「モーツァルトの子守歌」と呼ばれることが多いといいます。
さて、睡魔(すいま)とは実在する高級悪魔と言われています。
そして、食欲(しょくよく)とは、空腹として感じられる食物を食べる願望である。
どちらも、人としての本能により、戦わなければならない場面に出くわします。
過日の葡萄隊卒団式宿舎の翌朝での朝食会場。
テーブルの端っこで、この「睡魔 vs 食欲」の戦いを演じている子が一人。
口の中には食べ物が入っており、一所懸命もごもごと咀嚼しています。
しかし、その様子は、完全に頭が前後左右に”ガクンッ”と揺れ動いており、目は閉じたまま。
寝ています。
この子の場合、睡魔よりも食欲の方が優勢なのか、口だけは止まることはありません。
いったい、何の夢を見ながら食べているのでしょうか?
周りからは、その様子をうかがっており、そのかわいい寝顔と様子に思わず笑いが出ているほどでした。
眠れよい子よ~