御意見番とは、将軍など権力者の側近として忌憚なく意見を述べ、権力者の誤った行動をいさめた人物のこと。
現代では、政治、芸能、スポーツなど様々な分野において、重大な出来事や事件が起こったとき、記者やレポーターたちが必ず意見を聞きに行ったり、発言がニュースとして取りあげられたりする大物のことを言う。
正直、彼らの言うことは時代遅れでたいして影響力もないが、彼らも影響力のない自分の立場をわきまえ言いたいことを言って笑わせてくれるから、取材力のない記者にとっては格好の穴埋め記事になるし、政治の世界などでは、そんな古色蒼然とした意見になびいて票を投じる軽率なヤツもいないとは限らないので、完全無視することもできない存在ではある。
(笑える国語辞典より(fleapedia))。
毎週日曜日にTBS系サンデーモーニング(08:00～10:00)に週刊御意見番というコーナーがあります。
項目フリップに沿って、御意見番(張本勲氏、ほか)がプロ野球を中心にスポーツの様々な話題について、辛口コメントで、「喝!」のワッペンを貼りので有名です。
さて、K陵野球にもご意見番の方がいらっしゃいます。
地元の大会の都度、どこからか自転車で突然現れ、試合開始前から前回の試合内容を振り返りながら、厳しい戦評をします。
その内容たるや、私の辛口どころの比ではありません。
先日の新人戦時にも久しぶりに来ました。
「最近は何だい? ちっとも地元でやらないじゃんか」
(えーっと、大きな大会の会場は持ち替わりなものですから・・・)
「俺はなあ、30年間も野球部応援しているけどなあ」
(あ、あのー、中学出来てから26年くらいなんですけど・・・)
「◯◯のとき(すけの代)は強かったなあ」
(ありがとうございます。次から次へと、当時の子どもの名前が出てくるのには脱帽です)
「三年生がいなくなって、知っているのがいなくなって、つまらない」
(すみません。でも、しょうがないですから)
「でも、今日、やつら(三年生)の顔見られて良かった。みんないるのか?」
(みんな元気ですよ)
試合が始まると、少し離れたところから観戦。
第一試合の敗戦を確認すると・・・
「なんだよ、敗けるとは情けない」
というような一言を残し、試合会場を後にして行ってしまい、第三試合にはその姿はありませんでした。
その様子は大変ご立腹の様子だったそうです。
来年は、是非ともご意見番を唸らせ「天晴れ!」と言ってもらえるような試合を見せて欲しいです。
(新しいブログ(同じ記事ですが)のリンク先です。http://baseball-love.blog.ocn.ne.jp/)
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