私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
高:運動はぁ大事ぃ~ 坂東はぁ英二ぃ~ ナナナナ~ ナナナナナ~ なな、はち、きゅう、じゅう~ いきなり現れてゴメ〜ン まことにすいまメ〜ン
池:な、なんだこいつ〜!!
ジョイマンは2003年4月に結成した、高木晋哉さん(左:ボケ担当)と池谷和志さん(右:ツッコミ担当)の吉本興業東京本社所属のお笑いコンビです。
元々は普通のコントをやっていましたが、ウケないネタが多かった中で、ネタの中に挿入するような形でやっていたラップの部分がウケ、2006年頃から、そのラップ部分だけを広げた不思議なスタイルのコントを定番としています。
私は、ジョイマンの不思議な漫才?コント?はくだらなすぎて好きなのですけどね。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大で外出する人が減る中、大阪府警が3月に受理した110番の件数が約8万件と、2019年の同じ時期に比べて約5500件減少したそうです。「マスクを買うために並んでいる最中にトラブルになった」とか、「飲食店でくしゃみをしたら感染を疑われてケンカになった」といった110番通報は3月は32件でしたが、4月15日までには132件と急増しているということです。さたに、「ウイルスを撃退する機械を設置する」とか、「高齢者に支援金が出るので口座の情報を教えてほしい」といった不審な電話・・・。
私の住んでいる自治体からも、緊急メールで警察と消費者センター連名で、「詐欺に注意」のメールが発信されています。
こんな感じで最近は、「な、なんだこいつ〜!!」と思えるようなことが多くなってきました。
■最近、少しはマスクが売られているところを見かけますが、販売時間帯を開店時から営業時間内の不定期で販売する「ゲリラ販売」や抽選制などが行われるようになってきましたが、それでもほとんど売り切れマスクです。残り1枚のマスク(1週間リサイクル利用中)をした人が出勤する中で、ドラッグストアなど開店前にマスク買いだめの列に並ぶマスク長者の列・・・。
「マスクありません」との貼り紙してあるにも関わらず、店員さんに詰め寄る人や、「おひとり様/1家族1点のみ」とあるにもかかわらず、何度も出入りして購入する人を見かけます。
■多くの企業が社員の出社を取りやめ、在宅勤務を推奨。オンラインツールを活用しています。多くの人が自宅で勤務するというスタイルに挑戦している最中・・・。
他職場は、ほぼ在宅勤務で出社率10%くらいなのに、わが職場は在宅率10%だけという謎の指示なのですが。
■時差出勤を指示され、遅く家を出たら、ほかの会社も時差出勤だったため、いつもと変わらぬ混み具合どころか、いつもよりも混んでいる・・・。
おそらく、同じ電車に乗る人、全員同じことを思っています。
ほかにもいろいろとあります。今回の新型コロナウイルス感染拡大を巡る対応で登場してくる立法府において、「な、なんだこいつ〜!!」と思える方々は数えきれないほどです。
でも、私が一番「な、なんだこいつ〜!!」と思えるのは、感染された方やそのご家族、さらには対応されている医療関係者やその家族への偏見や差別だと考えます。いわれなき人権侵害であり、断じて許されることではないでしょう。
特に医療関係者は感染のリスクにさらされながら、命や健康を守るため懸命に働いています。感謝や敬意こそ、私たちは示すべきでしょう。
日本政府、自治体においては「外出禁止」「移動制限」を強く発信することは感染拡大を防ぐためには必要です。それだけではなく、感染者や医療関係者、その家族への誹謗中傷、差別は絶対にやめて欲しいと、もっと明確に発信することは必要でしょう。
感染を恐れる気持ちは誰もが同じですが、過剰な反応はかえって不安をあおってしまいますし、この新型コロナウイルス感染が終息し、感染する可能性がなくなったとしたとしても、受けた差別に対して心に残ったものは一生消えないと考えます。
新型コロナウイルスは誰もが感染する可能性があります。そして、誰もが気付かないうちに他人に感染させてしまう可能性もあります。私たちが向き合う相手は、新型コロナウイルスであって、感染された方やそのご家族、医療関係者やその家族ではないのです。
私たちにできることは、「外出自粛」「移動自粛」だけではありません。偏見や差別をなくすに、生活習慣を保って不安に振り回されない、確かな情報を広め、差別的な言動に同調しないことだと思います。
二度と来ない今日のために、大切に過ごしましょう。そして、また、明日、ここで、お会いしましょう。