「母に捧げるバラード」は、1973年12月10日にリリースされた海援隊の通算2枚目のシングル楽曲です。1973年9月25日にリリースされたアルバム「望郷篇」に収録され、シングルカットされています。作詞は武田鉄矢さん、作曲は海援隊が担当しています。
海援隊はボーカルの武田鉄矢さん、ギターの中牟田俊男さんと千葉和臣さんの3人からなるフォークグループです。
曲というか、ほとんど語りのように歌うスタイルと博多弁を用いた歌詞で大ヒットしました。歌詞の内容は武田鉄矢さんがお母さんのイクさんに宛てたメッセージとなっています。タバコ屋の息子として育った武田鉄矢さんの子ども時代から大学生時代、そして歌手を目指して上京するまでを見守ってきた母親の姿を歌ったもの。タバコのくだり以外あの歌は全部本当のこととのことで、武田鉄矢さんがタバコを吸い始めたのは大学へ行ってからだそうです。昔は中学生や高校生でタバコを吸ってという話も聞きましたが、今ではタバコも高くなり、最近はあまり聞かなくなりました。
お母さんのイクさんが亡くなり、歌に込められる思いも変化し、ほかにも時代とともに歌詞の内容は変化してきています。
♪お母さん、今ぼくは思っています
ぼくに故郷なんかなくなってしまったんじゃないかと
そして、残っている故郷があるとすれば
それはお母さん、あなた自身です
毎年、母の日は5月の第2日曜日。ゴールデンウィークが空けてすぐの5月の初旬~中旬頃です。ちなみに、2022年の母の日は5月8日です。
母の日の起源は諸説ありますが、最も有力なのは米国でアンナ・ジャービスさんが亡き母を追悼するために、5月10日に赤いカーネーションを教会で配ったという説です。それ以降、お母さんに感謝を伝える日として世界的に広まっていったとのことです。日本には大正時代に入り、教会が母の日を祝う行事を開催するようになり、1973年に森永製菓が「母の日森永大会」という広告を打ち出したことから定着したようです。
この日だけでなく、普段から感謝の気持ちは誰に対しても忘れないようにしていたいものですよね。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。