2014年7月27日。
前日の好天、暑さと打って変わり、くもり空。
10時からの敗者復活戦の最中には試合が一時中断するほどの雨。
しかし、その雨はやがて止み、私たちK陵野球ナインの中学最終戦のための青空が試合前に広がった。
ラストゲーム、プレーボール。
1回表。先頭バッター内野安打で出塁。二盗を決めたが、二塁けん制で誘い出されアウト。続く二者は内野フライと外野フライで、この回結局三人で攻撃終了。
1回裏。二者連続三振での立ち上がり。続くバッターは外野フライで無失点に抑える。
2回表。内野ゴロ、内野フライ、内野ゴロの三者凡退。
2回裏。内野ゴロ3つで三者凡退。
3回表。先頭バッターがヒットで出塁。次のバッターの送りバントがキャッチャーフライで送れず。しかし、次のバッターにヒットが出て一・二塁のチャンス。次のバッターの時にダブルスチールを仕掛けるが、二塁ランナーが三塁でアウト。2アウト二塁となり、次のバッターが内野ゴロに打ち取られ先制点は取れず。
3回裏。先頭バッターを三振。次のバッターをフォアボールでランナーを出す。しかし、次のバッターの送りバントがキャッチャーファールフライ、この打球を一塁へ転送しダブルプレーで、この回無失点。
4回表。先頭バッターフォアボール。次のバッターの内野ゴロでランナーが入れ替わり、次のバッターの際に二盗成功。内野ゴロの間に三塁へランナーが進むが、次のバッターが内野フライに打ち取られ得点できず。
4回裏。2つの外野フライの2アウト後、ヒットを打たれるが次のバッターを内野ゴロに打ち取って無失点に抑える。
5回表。内野ゴロ2つで2アウト後にフォアボールでランナーが出塁し、相手のバッテリーミスで二塁へ。だが、ここでも1本が出ず、内野ゴロで得点なし。
5回裏。内野ゴロで1アウト後、レフト頭上を越える3ベースを打たれる。次のバッターの初球に三塁ランナーがスタート、バッターの打球は外野フライとなり、タッチアップ出来ずに2アウト。次のバッターはフォアボールで一・三塁。ここで代打が送られるが、このバッターを内野ゴロに打ち取りピンチを切り抜ける。
6回表。外野フライ、内野フライ、内野ファールフライで4イニングスぶりに三人で攻撃終了。
6回裏。内野フライ内野ファールフライ、内野ゴロで、こちらも3イニングスぶりに三人で攻撃を抑える。
両チームともに打順は四番からのラストイニング。
7回表のK陵クラブの攻撃。
四番バッターはセーフティーバントを仕掛けるが、サードへの小フライとなり1アウト。
五番バッターはフォアボールで出塁し、1アウト一塁。
六番バッターの時に一塁ランナーが二盗を決め、ランナー二塁。ここでライトへヒットが出て二塁ランナーをホームへ迎え入れる先制タイムリー。
七番バッターの時に二盗成功。しかし、三振で2アウト。
八番バッターの際に三盗を狙ったが失敗し、3アウト。
7回裏のOクラブの攻撃。
四番バッターはセンターへのフライで1アウト。
五番バッターはセカンドゴロで2アウト。
六番バッターの打球はセカンドとセンターの間へのフライ。この打球がセカンドのグラブへ収まり、3アウト。
一時間ちょっとの投手戦。
厳しい試合展開になるとは予想していましたが、正直、予想以上でした。
流石、強いチームです。
この試合だけでなく、この二日間三試合、全員が全員いいプレー、いいバッティングではつらつとしていました。
プレーボール(play ball)の言葉の意味どおり、「球遊び(野球)をする。」という原点の気持ちだったのかも知れません。
何でしょうか。一番勝ち負けにこだわったのは私たち大人だったのかも知れません。
勝った時の喜び、楽しさを感じて欲しいと強く願いすぎたのかも知れません。
「出来るから」「可能性を持っているから」という期待の表れでもあるのです。
まあ、いいですか。いつかみんなが大人になった時に感じてもらえれば・・・
新チームもT野中との対戦で特別延長2回を戦い、公式戦初勝利を挙げました。
このチーム体制での最後の大会が優勝、新チームが初勝利を飾れたこと。
これからに向けて、いいスタートになりました。