中学校、高等学校の運動部活動は学校教育の一環として、スポーツに興味と関心をもつ同好の生徒の自主的、自発的な参加により、顧問の教員をはじめとした関係者の取組や指導の下に運動やスポーツを行うものであり、各学校で多様な活動が行われるものです。
ですから、中学野球部監督(顧問)も、現状では私には出来ません。
学校の部活動はほぼすべての先生が何らかの部活動に関わらなければならないとのことです。でも、その扱いは“ボランティア”という話です。
これは私が直接聞いた話ではなく(そんなこと聞けません)、九州地方のとある公立中学校に勤める現役先生の方のブログによるものと平成25年に内閣府から報告された「運動部活動の在り方に関する調査研究報告書」に基づきます。
平日の場合、普通授業が終わるのが16時ころ。学校ごとに決まっていますが、夏場ですと長くても18:30ころの部活終了・完全下校となります。部活は顧問の先生の立ち会いは原則必要。その後、残務もあるでしょうから、残業です。
休日にも大会などで部活があります。遠くだったり、大きな大会であれば朝から晩まで一日中。
それはほとんど無給に近い状態です。細かい事を言い出したら、キリはありませんが、交通費など持ち出し分は多いとのことです。
また、必ずしも担当する部活が経験していたり、専門でなかったりするそうです。特に中学校の部活顧問が、経験者だったりするのは少ないそうです。また、経験していたり、専門の部活顧問を望んでも、既に前年担当している顧問がいれば、希望どおりにはならないこともあると思います。
数年前の関西方面の高校での問題もあり、部活指導に対してはより厳しく、細かく決められています。
私が中高生だったころには、普通に行われていたように思われることでも、現在はNGとなっているものもあります。
行き過ぎは良くないですけどね。
それ以外にも、本業(?)のクラス担任や教科担任による業務。
場合によっては家庭訪問や保護者との面談などなど。
こんな苦労をされている中で、子どもたちの部活を指導していただいています。
その時の部員や他校部員との差、部活環境や指導者の差で戦績に差が出るのは当然です。
最高の戦績が残れば子ども以上に保護者も嬉しいものですが、保護者があまりにも勝ち負けだけに固執するのは良くないこと。
ネットで見かけるのですが、戦績ばかりを気にして、ネットの相談室で相談したり。そういうのはどうでしょう。
先生を信じている子どもに不安を与えたり、今後の学校生活に影響を与えたりとすることもあるでしょうから。
信じて、お任せしているのですから。必要ならば一緒に考えて行くことですよね。
また、部活動においては勝利至上主義に陥ることなく、子どもの生涯全体を考えて、発達段階に応じた心身の成長を促すことを手助けして行くものです。
特に成長過程にあるこの時期、体力の向上、他者を尊重し他者と協同する精神、公正さと規律を尊ぶ態度や克己心を培う、実践的な思考力や判断力を育むなど、人格の形成に大きな影響を及ぼすものであり、これから一生涯に渡る健全な心と身体を培い、豊かな人間性を育む基礎を作り上げる時期でもあります。
子どもたちが好きで、スポーツの楽しさを教えてくれる。
中学校の部活はあくまで才能を開花させる時期。
そんな先生方には感謝しなければなりません。
結論、私には中学野球部監督は無理だなと。
何しろ、昔は遊戯部と言う勉強科目を選択していましたので。
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