今日は沖縄が日本に復帰から50年になります。
沖縄県の御当地料理といえば、「ゴーヤチャンプルー」「タコライス」「ミミガー(豚の耳)」「海ブドウ」「ポークたまご」などなど、いろいろな食べ物があり、どれも美味しいですが、私の大好物は「沖縄そば」です。今でこそ、海なし県の信州でも沖縄料理店があり、食べることができますが、やっぱり沖縄で現地の雰囲気の中で食べますと、より美味しくいただけると思います。
沖縄そばとはいっても、一般的な日本そばとは違って、「そば粉」をまったく使用していないのが特徴です。 小麦粉100%にかん水、食塩、水を加えて作る沖縄固有の麺で、原料と製法から中華麺に属しています。製法はお店や地域によって異なり、そばだしも「かつお味」と「とんこつ味」の2種類があり、かつお味は鰹節をふんだんに使ったあっさりタイプ、とんこつ味は豚骨をベースに何時間もじっくり煮詰めて作った濃厚タイプと、これもお店や地域などでいろいろとあります。
1ヶ月くらい滞在して食べ比べてみたいのですが、そう簡単にできませんのが、そんな日が来ることを楽しみにしつつ、少し前に近くでもないところでやっていた沖縄物産展で購入した「沖縄そば(シリーズ)」です(まだ、食べ終わっていません)。
沖縄そばは地域的には、次のような特徴があるとのことです。
本島北部:平麺とかつおだしが聞いた濃い目のスープが特徴
本島中部:3~4mm幅のややねじれた麺。澄んだスープが特徴
八重山(やえやま):やや細めの丸麺と短冊切りになった具、ほんのり甘めなスープが特徴
宮古島:ストレートの細麺。麺の下に具を隠す盛付が特徴的。スープはあっさり味
大東そば:コシが強くて太いちぢれ麺が特徴
このほかにもいろいろとあるようです。
標準的な沖縄そばの具材は「三枚肉とかまぼこ、島ねぎ、紅ショウガ」ですが、種類もたくさんあります。たとえば「ソーキ(豚の骨付きあばら肉)」、「豚(てびち)」、「中味(豚の内臓)」や、野菜炒めが入った「野菜そば」など、いろいろな組み合わせがあります。私が食べてみたいのは、お豆腐がのった「ゆし豆腐そば」です。楽しみにしています。
沖縄そばの起源は、確かな記録はないそうですが、1534年に琉球王の四十九日供養で「粉湯(中国語で汁そばの意味)」を献上したのが沖縄そばの原形とされているそうです。これに改良が加えられ、琉球王国の宮廷料理として「沖縄そば」が確立したという説があります(諸説あり)。
そして、王族や貴族の食べ物でしたが、明治時代になって富裕層に広がり、戦後には広く一般的に食されるようになったといいます。
さて、私が購入した沖縄物産展の方ですが、新型コロナウイルスの影響で2年以上沖縄には帰っていないとのことでした。「でも、いつか帰れる日が来るはずだから、それが楽しみです」と沖縄方言交じりで答えてくれた笑顔がよかったです。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。