ワイン用のぶどうを駅構内プラットフォームで栽培しているという国内唯一の駅、長野県のJR塩尻駅で育ったぶどうから造られたワインが2021年も販売されました。
2021年9月1日に販売されたのが「塩尻駅西マスカット・ベーリーA 2020」ですが、これはなんと100本限定でした(おそらくもう販売されていないと思います)。これだけでは世間のワイン好き(?)の方に申し訳ないと思ったのか、これに続いて11月11日から発売されたのが、「塩尻駅ナイアガラ2021」。これも、限定160本という、鉄道マニア・・・いやいや、ワイン好き(?)の方にはたまらない1本だと思います。
2020年は「塩尻駅ナイアガラ2020(https://blog.goo.ne.jp/full-count/e/feec6e9fbd894012fcea215f5a79ce8b)」を購入したのですが、「お酒を飲まない(注;「飲めない」のではなく、「飲まない」)私も塩尻駅ワインシリーズを楽しみたい」という声に応えてくれたのかどうかわかりませんが、2021年は塩尻駅西口ぶどう並木のマスカット・ベーリーAで作ったジュース「塩尻駅西マスカット・ベーリーAジュース」が発売されました。これも限定100本です。
販売は長野県塩尻市のJR塩尻駅前公園など3会場で、2021年11月13日と14日に開催された、塩尻の食を発信するイベント「しおじり食のトライアングルえんにち」でした。
2020年に続いて、新型コロナウイルスの影響で外食の機会が減り、市内の飲食店を応援しようと市と塩尻商工会議所、市観光協会が初めて開催し、「新そば」「ワイン」や「山賊焼き」など市内の約20店舗が3会場に出店し、塩尻の味を楽しむというイベントでした。
今回も市観光協会のブースに行って購入してきました。
ジュースの製造は地元の矢沢加工所株式会社に委託したもので、朝摘みのマスカット・ベーリーAを、その日のうちに搾って瓶詰めしたものだそうです。
なお、なぜかワインよりもジュースの方が値段が高い。
塩尻市は、長野県中部に位置する人口約7万人の田園地方都市です。
観光地としての知名度はそれほど高くありませんが、日本随一の品質を誇るワイン用ぶどうとそのぶどうを使ってワインを作る市内17(2020年4月現在)のワイナリー、江戸時代の街並みを色濃く残す奈良井宿、漆器の町として知られる木曽平沢漆工町、日本三大遺跡の一つである平出遺跡、近年はアニメやドラマの聖地として名が知られる高ボッチ高原、TV番組でたびたび紹介されるローカルB級グルメ「山賊焼」などの観光資源があります。
自然が多く、静かな街です。いつの日にかゆっくりといらしてください。
ちなみに、このジュースは、お正月になったら2020年のワインと一緒に息子たちが帰省してきたときに飲みたいと思っています。
いろいろなことに振り回されてきた1年です。不安な心持で毎日を過ごしていますと、1日1日が本当に愛おしく感じられます。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。